北海道えりも産 活蒸し毛がに

毛がにが食卓へ届ける、
シアワセの沈黙。

お鍋といえば、カニ。
カニといえば…で、一番に出てこない毛がにだけど、
今宵は、敢えて毛がに鍋なんてどうですか。
『ご飯出来たよー』と言わなくても、毛がにの濃厚な香りにつられ、
自然と食卓に家族が集まってくるだろう。

今回は11月から2月の、いわゆる『今が旬』の襟裳産の毛がにを
茹でた状態ではなく、蒸した状態でお届け。

鮭やホタテに並び、北海道を代表する海産物、“毛がに。
毛がには、北海道から島根県の日本海側まで幅広い生息域が特徴で、
オールシーズンどこかで楽しめるんだけど、
その中でも北海道の綺麗な海で育った小魚や
栄養豊富な昆布をたくさん食べて育った毛がには、なんと言っても格別。

溢れんばかりの身が詰まった濃厚な毛がに、
食卓を賑やかに、そして鮮やかにする北海道ならではの味を
家族みんなでお確かめください。

食べ始めると夢中になる、間違いなく会話はなくなるでしょう。
家族で囲むそんな食卓、それもまたいい。

うまさの秘密は、
『蒸す』にありました。

一般的に、お店に並んでるカニは、大体がボイル。
ボイルって、『あぁ、茹でてる間に旨味が逃げちゃうんじゃないか』
って思いますよね。
『その汁もすすれるんじゃないかー』ってね。

『蒸す』という行程は、ボイルのように中からグツグツ茹でるのではなく、
外から一気に旨味を凝縮する製法。
で、さらに超急速冷凍することで、鮮度も一緒に閉じ込めてるんです。

生きたままの鮮度と旨味を一気に甲羅の中に封じ込める。
うまさの決め手は、“蒸す”にあり。

余分な作業は一切しない。
そうすることで旨味の流出を防ぐってわけです。

いやー毛がにさん、
そのメ“カニ”ズム、今更気づいてしまいましたわ。

ミソで選ぶなら絶対毛ガニ、
それがミソ。

毛がにを語る上で忘れてはいけないのがカニ味噌。
とろっととろける舌触りと芳醇な香りは、
カニの中で最も美味しいミソであると、カニ通(つう)の中では常識。
タラバガニやズワイガニと比べて、とにかくクリーミーで濃厚。
濃厚だけど、臭みもなく食べやすい。
鼻に抜ける感じ、味わって欲しいなぁ。

毛がにって、8センチ以上のオスの毛ガニしか漁獲許可されていないそう。
決して大きくはないけど、その分ずっしり重い重量感。
小さな宝箱から広がる大きな味わい。

タラバさん、王様の座は譲りませんよ。

確カニ食べにくい。
だからこそ、夢中になる。

『カニ食べ行こう』なんてPUFFY気取りで友達と行っても、
食べ始めるとそこに会話なんてなくて、無口になる。
カニあるある。

その代表格が毛がに。そしてその食べにくさもダントツ。
身を出そうと、ぐっと力を入れるんだけど、
何如せん毛が生えててチクチクして痛い。
なんだかもう、途中で嫌になる。

でもそんな食べにくさなんて忘れるくらい、私たちを夢中にさせる味。
一所懸命ほじくって食べるから、会話なんてしているヒマもなくなるでしょう。

食べにくいっていう先入観があるのもわかる。
だけど意外や意外、足にハサミで切れ目を入れたらスポンって。
ぎゅうぎゅうに詰まった身が簡単に飛び出すんですよ。
『面倒だから毛がには食べない』と食べず嫌いしてたら人生損。

毛がにって、もちろんカニ味噌も有名だけど、
実はカニ脚の方も身がとっても柔らかく、
甘く美味しいのも特徴的。

甲羅に置き去りにしないで、すみずみまで身を堪能して。

ぷっりぷりの身を堪能したら
シメはあっつあつの甲羅酒で。

おいしくカニを頂いたら、甲羅に日本酒を注いでみて。
おっと、食べた蟹の甲羅は水洗いなどせず、そのままにして下さいね。
ちょっとカニ味噌を残しておくのがオススメ。
甲羅をアルミホイルで包んで、泡が立つまでグツグツグツグツ。
甲羅酒で毛がにをもう一度味わいましょう。
新鮮な活ガニの味噌ならではの美味。

甲羅酒の醍醐味というと、
「カニ味噌の風味が味わえるお酒」だと思っている人が多いけれども、
ツウはそこに重きを置かないんです。

甲羅酒の本当の醍醐味はというと、
カニの甲羅から出るカニ本来の風味と甘み。
そこに、カニ味噌のちょっとした苦味と濃厚さが加わることで、
独特の甲羅酒の風味になるんですね。

あー、播州一献をお供に・・・なんて最高じゃないですか。

他にも食べ方、自由自在。
飽きたなんて言わせませんから。

まずは、お鍋にどーんと放り込む。
だし汁の中に野菜を入れて、毛ガニ鍋の出来上がり。
男メシ、大胆ですが味は繊細。
そのあとの雑炊もお忘れなきよう。

他にも、パスタにあえて、チャーハンにあえて。
敢えてサラダの上に乗せて、
“毛がにサラダ”なんてリッチなのもいいですね。

濃厚だからこそ出来る、毛がにの汁を知る。
出汁(だし)ごと丸ごと堪能しましょう。

カニだけなんて、堪忍して。
おせちと一緒に1年のスタートを。

毛がにが食卓に並んだお正月なんて迎えたことあります?
わたしはないです、そんな贅沢。

でも今年1年頑張ったしなー、
そうです、今年は思い切って、贅沢しちゃいましょう。

『この味、味はいカニ!?』なんてね。
新年の始まりを、お満点大笑いで彩りましょう。

お正月ぐらいいいじゃない、そんな甘い言葉で自分へご褒美。
おせちとの食べ合わせもなんて、考えなくても合うに決まってる。
あなたのお正月の家族の団欒に、この毛がにも仲間に入れてあげてください。

1人で2杯、おなかいっぱい。

毛がにまるごと2尾セット。
贅沢にひとり占めしてお腹いっぱい食べても
ちょうどイイサイズではあります。

ぎっしり詰まってるんで、ほんとにお腹パンパンになるのだけご了承を。
ですが、家族で『今年の毛ガニ美味しかったねー』
なんてワイワイつっつくのもいいかな。
ま、もちろんわたしは、独り占め派ですけどね。

●詰め合わせ内容:えりも産毛がに2尾(800g)
●賞味期限:冷凍90日