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出産内祝いにタブーってあるの?贈り物をするときに心がける3つの基本
2019/09/03

無事に赤ちゃんが生まれると、親戚や友人などからお祝いの品を贈られることがあるでしょう。嬉しい反面、「出産内祝い」に何を贈るか頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。贈り物をするときには、心がけなければならないマナーがあります。今回は、赤ちゃんの誕生を祝ってくれた人へ失礼にあたる贈り物をしないように、出産内祝いのタブーについて解説していきます。

目次

マナー違反とされる3つのポイント

赤ちゃんを出産すると、縁のある人々からプレゼントを贈られることが多いでしょう。
赤ちゃんが使えるアイテムや出産を頑張ったママへのご褒美の品など種類はさまざまですが、いずれの場合もお返しとして「出産内祝い」を贈らなければならない点は同じです。
出産祝いに対しては内祝いをお返しするというのが一般的なマナーとなっているため、相手と今後も良い関係を続けていけるようにきちんと出産内祝いを贈りましょう。

ただし、内容にかかわらずとにかく贈り物をすれば良いというわけではありません。
出産内祝いを贈る際のマナーを守っていなければ、逆に相手を不快にさせてしまう可能性があるので注意しましょう。
最低限守るべき出産内祝いのマナーとしては、主に「金額」「届け方」「時期」の3つが挙げられます。
1つ目の「金額」について、出産内祝いはいただいた贈り物の「半返し」が基本です。
たとえば、5000円程度の衣類を贈られた場合、内祝いは2500円程度の品物を選びましょう。

金額について、いただいた贈り物よりも高価な品を選んではいけません。
感謝の気持ちを伝えたかったとしても、必要以上に高価な品をお返しすると相手が恐縮してしまう可能性があります。
逆に、内祝いの価格がいただいた贈り物の3分の1以下となることも避けなければなりません。
あまりに安い品物をお返しすると、マナー違反として不快感を覚える人もいます。
出産祝いをいただいたら、価格を大まかに調べておおよそ半額程度になるように注意しましょう。

2つ目の「届け方」について、内祝いを包んだ箱などには必ず「のし」を付けます。
のしは日本古来より伝統的に受け継がれてきた贈答マナーのひとつで、正式な贈り物として体裁を整えるために行われてきたものです。
古くは紙で贈り物を包んだ上に水引をかけ、アワビを薄く干したものを包装紙の右上に貼り付けていました。
現代ではそこまで準備するのは大変なので、蝶結びの水引やのしをプリントした「のし紙」を使用します。
水引の上には筆で「内祝」の表書きを記し、下には生まれた赤ちゃんの名前を書いてお披露目するのが一般的です。

のし紙を準備したり、きれいな字で表書きを書いたりするのが大変な場合は、ネットショップを利用しましょう。
家にいながら注文できますし、豊富な品物がそろっているので選ぶ楽しさもあります。
何より、内祝いであることをショップに伝えれば表書きまで済ませたのしを付けて発送してくれるため、育児に忙しいママやパパの手間にもなりません。
のしのマナーにも詳しいプロであるため、マナー違反をしてしまう可能性も低く安心です。
なお、内祝いを相手に渡す際、感謝を伝える「添え状」を付けるのも忘れてはいけないマナーです。

3つ目の「時期」については、出産祝いをいただいてから1カ月程度を目安に贈りましょう。
赤ちゃんが生まれた直後にお祝いをいただいていたとしても、1カ月程度であればマナー違反になる心配はありません。
実際に出産祝いをいただくのは赤ちゃんが生まれてから1カ月くらいの間が多いので、お祝いをくれた人々へまとめて内祝いをお返ししましょう。
ただ、出産後1カ月頃となると、ママは慣れない育児に体も心も疲れ果てる時期ですよね。
無理にデパートなどへ内祝いを選びに行って体調を崩しては大変なので、体がつらいときは無理せずネットショップなどを利用しましょう。

縁起が悪いとされる贈り物

内祝いを贈る際に3つのマナーを意識することは大切ですが、それ以前に大前提として「贈ってはいけない品物」も知っておかなければなりません。
いくら金額や届け方、時期などに注意したとしても、縁起が悪いとされる贈り物をしてしまえば、受け取った人を不快にさせてしまいます。
出産内祝いだからダメというわけではなく、お祝いの品として一般的にマナー違反とされているものがいくつかあるので、念頭に置いておきましょう。

まず、絶対に避けたいのが「刃物」です。
包丁はいうまでもなく、ペーパーナイフやハサミなど何かを切るために使用する品物は、「縁を切る」というイメージを抱かせてしまいます。
そのつもりがなくても相手に嫌な思いをさせる可能性があるので、刃がついたものは選ばないようにしましょう。
また、「苦しい」「死」などの言葉を連想させる「櫛」、葬儀や法事で香典返しに用いられることが多い「日本茶」も、お祝いの贈り物としてはふさわしくありません。
日本茶と同じく、葬儀や清めの儀式を連想させる「塩」も、縁起が悪いと受け取る人がいるので注意しましょう。

もらって困った贈り物も知っておこう

自分がどんなに頭をひねって選んだ内祝いでも、実際に受け取った人に「困ったな」と思わせてしまうことがあります。
たとえば、趣味に合わない雑貨や小物はその筆頭です。
人にはそれぞれ好みのテイストがあり、それにそぐわない品物をもらうと困ってしまいます。
捨てるわけにも飾るわけにもいかず、結局タンスの肥やしになったりバザーに出品されたりする可能性が高いでしょう。
シンプルでクセのない雑貨や小物であれば良いのですが、デザイン性の高い品物は避けたほうが無難です。

また、食品関係も困らせてしまう可能性が高いので注意しましょう。
後に残らず価格もお手頃な食べ物は内祝いとして選びやすいのですが、相手の嫌いな食べ物やアレルギーで食べられないものを贈ってしまうケースもあります。
賞味期限が短い食べ物も、焦って食べないといけなかったり、仕事が忙しくなかなか受け取れないうちに食べられなくなったりします。

さらに、生まれた赤ちゃんの名入れギフトも避けましょう。
どんなに可愛い赤ちゃんでも、ほかの人にとってはあくまでも「知り合いの子」です。
血のつながりがある祖父母や兄弟姉妹なら喜んでくれる可能性もありますが、それ以外の人だと食器やタオル、雑貨など形に残る名入れギフトは扱いに困ってしまうケースが多いでしょう。
どうしても名入れギフトを選びたい場合は、ごく近しい親戚へ贈ったり包装紙にプリントしたりなど配慮したほうが安心です。

このほか、体験型ギフトも相手を困らせてしまいがちです。
エステ券や温泉券などさまざまな体験型ギフトがありますが、もともと興味のない人や忙しく時間が取れない人などには喜ばれない可能性があります。
体験型ギフトを検討しているなら、特定の体験型ギフトを贈るのではなく、複数のラインナップの中から自分の好きなものを選べる内祝いカタログを利用すると良いでしょう。

喜ばれる出産内祝いのアイテム

出産内祝いとして喜ばれやすいものとしては、「スイーツ」「日用品」「カタログギフト」などが挙げられます。
スイーツは食べ物なので贈る際には注意も必要ですが、普段自分では買わないような有名店のスイーツなどを贈ると喜ばれることも多いです。
甘いスイーツが大好きという子どもも多いため、子どもがいる家庭への内祝いにすると家族みんなで楽しんでもらえるでしょう。
ただし、食べ物である以上賞味期限には十分な配慮が必要です。
賞味期限が短い生菓子は食べ損ねてしまう可能性もあるため、焼き菓子など比較的賞味期限の長いスイーツを選びましょう。

また、贈った相手がスイーツを食べられない場合、職場やご近所などに配ることも考えられます。
このときに配りやすいよう、カットが必要なタイプのスイーツではなく、1個ずつ個包装されたタイプを選ぶと良いでしょう。
日用品は、実用的なタオルや入浴剤などが定番です。
毎日使うものであるのに、自分ではなかなか買わないような品質の良い物を選ぶと喜ばれるでしょう。
何を贈れば良いか悩んだ場合は、カタログギフトもおすすめです。
予算に応じてさまざまな価格帯のカタログギフトがあり、バリエーション豊かな品物の中から自由に選ぶことができます。
相手が自分の好みにしたがって選ぶので失敗がなく、満足してもらえる可能性が高いので安心です。

マナーをしっかり踏まえたうえで、受け取った側が不快になる縁起の悪い品物や、扱いに困ってしまう品物などを避けることも大切です。
内祝いを成功させて相手と良い関係を続けていくためにも、自分が贈りたいものではなく、相手が喜んでくれるものをじっくり考えて選びましょう。

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マナーに厳しいのは親世代

マナーが大切とはいっても、特に若い世代の中にはピンとこない人も多いでしょう。
マナーは義務やルールではなく、あくまでも相手を思いやり、不快にさせないために心がけるガイドラインのようなものです。
社会経験が浅いとさまざまなマナーに触れる機会も少なく、その大切さがわからなくても仕方ありません。
しかし、親世代からもお祝いをいただくことの多い出産は、マナーを知らなくても仕方ないで済まされないこともあります。
なぜなら、社会経験や人生経験を豊富に積んだ親世代はマナーに詳しく、相手にもきちんとしたマナーを求めることが多いからです。

カタログギフトを手がけるリンベル株式会社のホームページには、出産内祝いのマナー違反を経験した人の世代別内訳が記載されています。
これによると、自分が贈った品物より高価な内祝いをもらったケースが50代と60代で45~50%と高くなっています。
内祝いを受け取った50~60代のうち、実に半数近くが高価な品物をもらったことをマナー違反と感じたということです。
また、内祝いの価格が自分の贈った品物の3分の1以下だったというケースは20代と40代、50代で拮抗しており30~35%、添え状が入っていなかったというケースは40代以降で30~35%でした。

どのケースに関しても、50代60代がマナーについて厳しい目を持ち、チェックしていることがわかります。
内祝いを受け取る両親や親戚、職場の上司などの世代でもあり、うっかりマナー違反となる贈り方をしてしまうと人間関係にヒビが入ってしまうおそれもあります。
せっかく赤ちゃんの誕生を祝ってくれたのに、内祝いの贈り方で関係がこじれてしまうのはもったいないですね。
余計なトラブルを招かないよう、親世代へ内祝いを贈る際には十分にマナーについて配慮しておきましょう。

もちろん、20~40代の若い世代でも、マナー違反を感じる人は少なからず存在します。
気持ち良く感謝の気持ちを受け取ってもらうためにも、世代にかかわらずマナー違反に注意することも大切です。
なお、贈り物のマナーについては地域ごとに風習が異なることもあるので、不安な場合は事前に両親などに相談しておくと良いでしょう。

相手が喪中でもマナー違反にはならない

一般的に、喪中はさまざまなお祝いの行事を控えるべきとされています。
相手が喪中の場合、お祝いである内祝いを贈っても良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。
結論からいえば、内祝いはあくまでも感謝の気持ちを伝えるものであるため、相手が喪中でも問題ありません。
ただし、何かとバタバタすることが多い四十九日の法要までは、内祝いといえど贈るのを控えたほうが良いでしょう。
内祝いはお祝いをいただいてから1カ月を目安に贈りますが、この時期が四十九日の期間中に当たる場合はやむを得ません。
先にお礼状を送り、内祝いは四十九日が明けてからあらためて贈る旨を伝えましょう。
このとき、喪中にあたる相手を気遣い、お悔やみの言葉を添えることも忘れてはいけません。

また、内祝いの水引は通常紅白の蝶結びになりますが、喪中の場合は控えめにしたほうが無難です。
気分が落ち込んでいるかもしれない相手を気遣い、のしの表書きも「内祝い」ではなく「御礼」などにしましょう。
すでに内祝いの品を購入している場合、あえて別のものを買いなおす必要はありません。
縁起の悪いものでなければ、喪中であっても基本的にはそのまま贈っても良いでしょう。
ただし、葬儀や亡くなった人の顔にかける白い布などを連想させないよう、法要で用いられる緑茶や白いハンカチなどは避けたほうが無難です。

贈り物は3つのポイントをはずさないのが原則

初めての出産だと、内祝いとして何を贈れば良いのかわからず悩んでしまうこともあるでしょう。
基本的には何を贈っても構わないのですが、前提として贈り物をする際の「3つのポイント」を外さないことが重要です。
贈り物の金額は半返しにすること、必ずのしを付けて贈ること、お祝いをいただいてから1カ月を目安に贈ること、という3つのポイントを押さえ、喜ばれる内祝いにしましょう。