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入院中に出産祝いを渡すのはNG!?相手に喜んでもらうためのマナーを徹底解説!

出産祝い

出産祝いは、新しい命の誕生をお祝いする気持ちを伝えるものです。
しかし、マナーを守れていなければ喜ばれないだけでなく恥ずかしい思いをしてしまいます。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どれだけ仲が良い相手でも、失礼なことはしたくないですよね。
そこで、この記事では相手により喜んでもらうために守るべきマナーを紹介していきます。
最終更新日:2023年9月7日

出産内祝い

出産祝いを贈る理由

出産祝いは、新しい命の誕生をお祝いするとともに出産を頑張ったママをねぎらう気持ちを伝えるために贈ります。
そもそも、出産祝いを贈る風習はどのように始まったのでしょうか。
現代の出産祝いを贈るような風習は、平安時代からあったといわれています。
そのころは、貴族に子供が生まれると生後3日、5日、7日、9日目に親戚などが集まり贈りものをした「産養い(うぶやしない)」という儀式がありました。
それから時代が進み、赤ちゃんが生まれると妻の実家から出産祝いの元となる祝い着が贈られるようになり、それを生後1カ月のお宮参りに着せるという風習になったのです。
なぜ、祝い着を着るのが1カ月後なのかというと、当時は栄養面や衛生面が整っておらず、赤ちゃんが生後すぐに亡くなるのが珍しくありませんでした。
そのため、土地の神様に子供を紹介する節目の儀式であるお宮参りに、祝い着を着せて赤ちゃんが健やかに成長できるように願いを込めた儀式でもあったといえます。

出産祝いで押さえておきたいマナー

出産祝いで押さえておきたいマナーは、大きく分けて4つあります。
一つずつ確認していきましょう。

マナー1:贈る時期

まず、押さえておかなければいけないのが「贈る時期」です。
一般的には、生後7日目の夜に赤ちゃんの名前をお披露目するお七夜からお宮参りをする生後1カ月までがベストとされています。
ちなみに、友人や仕事仲間の場合、生後7日目を過ぎていても退院するまで贈るのは避けましょう。
なぜなら、入院中はまだ心身ともに落ち着いていないからです。
帝王切開などで状況によっては1週間以上入院することもあるので、退院の報告を受けてから贈る手続きをします。
また、早産や病気で赤ちゃんだけしばらく入院するというケースもありますよね。
その場合、ママは退院していてもお祝いを贈るには少し早いので、赤ちゃんが退院してから贈るのがマナーです。
先に、おめでとうの気持ちだけ伝えておき、赤ちゃんが退院したらお祝いしたいと伝えておきましょう。
ただし、状況が心配だからと、こちらから一方的に健康状態などを聞くのはマナー違反です。
誰よりも赤ちゃんの心配をしているママとパパの心に負担をかけないようにするのがよいでしょう。
生後2~3週間後に贈ると退院しているケースが多いので、準備をする目安にしてみてください。
何らかの事情で時期が遅れてしまったなら、おわびの言葉とともにお祝いを贈れば大丈夫です。
大幅に時間が過ぎたのであれば、翌年の誕生日にお祝いを贈ります。

マナー2:金額相場

「金額相場」のマナーを守ることも大切です。
相場より少なすぎると失礼ですし、多すぎると相手に気を遣わせてしまいます。
贈る相手との関係性によっても金額が変わるので、確認しておくと安心です。
兄弟姉妹へ贈る相場は、贈る側の状況によって変わり1万~3万円です。
例えば、贈る側が20代であれば1万円、30代でも独身なら1万円、30代で既婚者の場合は3万円など幅があります。
兄弟姉妹ならお互いあまり気を遣わずに済むので、直接相談して金額や贈るものを決めても良いでしょう。
いとこなど親戚の場合は、贈る側の状況にかかわらず5000~1万円が相場です。
ただし、これまでもお祝いのやり取りがあった場合は、その金額に合わせなければいけません。
親戚同士でお祝いの金額を決めているケースがありますし、自分の親兄弟もお祝いを贈ることが考えられるので、事前に確認してから金額を決めるのがベストです。
友人へ贈る場合の相場も5000~1万円とされています。
もし、自分が出産していてお祝いをいただいたのであれば同じ金額で大丈夫です。
そうでない場合は、その友人とどのくらい親密なのかによっても上下します。
一般的な相場はありますが、付き合いが長く親しい友人であれば相場以上にしても問題ありません。
逆に、ママ友などそこまで親しくはないという場合は、相手に気を遣わせないためにも1000~3000円程度にすることがあります。
仕事仲間に贈る相場は、3000~1万円です。
同僚であれば3000~5000円、上司や先輩であれば5000~1万円など、相手との関係によっても変わります。
友人同士の連名で贈る場合は、1人あたり3000~5000円として合計1万~3万円程度にするのが相場です。
サークルなど、お付き合い程度の仲間に贈るときは、もう少し低い金額になるケースがあります。
とはいえ、あまりに低額だと内祝いを選ぶのが大変なので、最低でも1000円以上にすると相手に負担をかけません。

マナー3:のしの選び方と書き方

次は、意外と細かいところまでは知らない人も多い「のしの選び方と書き方」のマナーです。
のし選びの前に、どれだけ親しい関係の相手でも贈りものをむき出しで渡すのは失礼なので、必ずラッピングをします。
ただし、のしをつける場合、リボンも一緒につけるのはマナー違反です。
なぜなら、のしの水引は和製リボンでありリボンを重ねる必要がないからです。
それに、和洋折衷になってしまいおかしいですよね。
リボンでラッピングにしたい場合は、出産祝いとわかりやすいようにメッセージカードを添えます。
出産は何度あってもおめでたいことなので、何度も結びなおせる紅白の蝶結びを選ぶのが基本です。
水引の上に、「祝御出産」「御出産祝」「御出産御祝」などとお祝いの名前を、下にはやや小さめに自分の名前を記載します。
連名で贈る場合、3人以下であれば代表や年長者の名前を中心に、並べて順に左側に記載しましょう。
4人以上なら中心を代表者の名前にして、左側に外一同、〇〇一同などと記載します。
代表者以外にお金を出した人の名前を書いた紙を入れるのを忘れてはいけません。
夫婦の場合は、中心に夫のフルネームを、その左側に妻の名前のみ記載します。
なお、のしには万年筆やボールペンではなく、筆やサインペンを使用するのがマナーです。
薄い色の墨は法事用なので、濃い色を使用し楷書で丁寧に記載します。

マナー4:渡し方

「渡し方」にもマナーがあります。
出産祝いは、赤ちゃんとママに会って直接お祝いの気持ちを伝えたいと思う人も多いはずです。
その場合は、「事前に訪問して渡しても大丈夫か」を確認して赤ちゃんとママが健康でゆとりがある日を選びましょう。
母子ともに健康でスムーズに退院できたとしても、退院後1週間程度のママは休養が必要です。
また、退院してすぐはこれまでと違う生活で疲れがたまっている可能性もあります。
少しでも早く会いに行きたいと思うかもしれませんが、最低でも退院後1週間は避けたほうが負担をかけません。
訪問する日は、「先勝」「友引」「大安」といったお日柄が良い日を選びます。
それから、日程が決まっていても、少しでも体調が良くない場合は無理に訪問しないことが大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんに風邪などを移してしまったら大変ですよね。
体調が万全だとしても、家に入ったら手を洗わせてもらうなど衛生面の配慮をします。
お互いの時間がなかなか合わずに手渡しできそうにない場合は、郵送で贈るという方法でも問題ありませんよ。
仕事などが忙しく時間がとりにくい場合は、無理に合わせようとして相手に負担をかけるより安心です。

現金を渡す際のマナー

出産祝いで現金を贈る際のマナーも確認しておきましょう。
お祝い事で現金を贈る場合、新札を包むのが基本のマナーです。
新札がないときは、銀行へ行けば新札と交換してもらえますよ。
現金は、5~7本の蝶結びの水引がついているご祝儀袋に入れて渡します。
一般的なご祝儀袋には中袋が入っているので、お札の表が前に人物が上にくるように入れましょう。
もし、中袋が入っていない場合は、白い封筒や半紙で代用しても大丈夫です。
直接手渡しするのであれば、ご祝儀袋はふくさに包んで持参します。
ご祝儀袋をふくさから取り出してから、相手が文字を読める方向にして渡しましょう。
なお、包む金額は「死」を連想する4や「苦」を連想する9の金額を避けます。
例えば、連名で渡す場合、3人で3000円ずつ出し合うと9000円になるので少し足して1万円にするなどです。

出産祝いで贈ってはいけないものとは?

出産祝いでは贈ってはいけないものがいくつかあります。
まずは、ハンカチです。
ハンカチは、涙を拭うものというイメージがあるので、お祝いには向かないのです。
タオル類には、そのようなイメージがないので問題ありません。
むしろ、タオル類はたくさん使うため喜んでもらえるでしょう。
縁を切るという意味の刃物類や、香典返しを連想する日本茶も避ける必要があります。
また、赤ちゃんと母乳を与えるママの体調も考慮しなければいけません。
はちみつは、赤ちゃんが食べられませんし、カフェインやアルコールは、授乳中のママは控えています。
ママにほっと一息ついてもらおうと、こだわりのコーヒーなどを考える人もいるのではないでしょうか。
その場合、カフェインレスタイプや授乳をサポートするタンポポコーヒーを贈るという手がありますよ。
ほかにも、赤ちゃんが嫌がる可能性のある香りが強いものや、乳腺炎の原因になる甘いもの・脂っこいものも避けます。
また、出産は命がけなので出産前に出産祝いを贈るのはマナー違反です。
出産は、何が起こるかわからないもの。
万が一の事態が起きた場合、すでに出産祝いを贈っているのは大変失礼ですし、より悲しい思いをさせてしまいます。

出産祝いで喜ばれるものとは?

喜ばれる出産祝いにはどんなものがあるのでしょうか。
例えば、消耗品のおむつやタオル、スタイ、ベビーウェアは喜ばれやすい贈りものです。
お祝いとしては、地味なイメージのおむつでも、おむつケーキやおむつ寿司ならインパクトがあります。
タオルやスタイ、ベビーウェアは使用しているうちによれよれになってしまうので、たくさんあっても困りません。
ただし、おむつやベビーウェアはサイズに気をつけましょう。
なぜなら、出産祝いなので新生児用を贈りがちですが、あっという間に大きくなり使用できなくなる可能性があるからです。
また、ベビーウェアは季節とサイズ両方を意識して選びます。
おもちゃや絵本、赤ちゃん用の食器なども喜ばれやすいアイテムです。
宝石やバッグの形をしたガラガラや、写真映えしそうなユニークなデザインの食器は、自分ではなかなか購入しないので出産祝いに向いています。
赤ちゃんの名前を入れられる絵本なども、特別感があって良いですよね。
赤ちゃんのものを贈る場合は、赤ちゃんが使用しても安全な素材や作りのものを選ぶのもポイントです。
さらに、ママ用やパパ用のアイテムを贈っても喜ばれます。
おしゃれな授乳ケープのほか、美容アイテムを贈れば育児を頑張るママのご褒美タイムをプレゼントできますよ。
離乳食を作る時間を短縮できるブレンダーなどのキッチングッズ、ほかの部屋から赤ちゃんの様子をチェックできるベビーモニターも良いでしょう。
家事の時間を節約してゆとりができれば、赤ちゃんと接したり夫婦でゆっくりしたりする時間ができるのでうれしいものです。
出産祝いは、たくさんの人からもらう可能性がありますし、家電などは一つあれば十分なので、親しい仲であれば欲しいものがないか事前に確認するといいでしょう。

カタログギフトも喜ばれる?

お祝い事で定番の贈りものといえばカタログギフトですが、出産祝いで贈るのも喜んでもらえます。

出産祝いでカタログギフトが喜ばれる理由

出産祝いでカタログギフトが喜ばれる理由は、贈られた側が必要なものや好みのものを選べるからです。
仮に、親しい間柄だったとしても、出産祝いに欲しいものを聞かれると気を遣ってしまいますし、本当は欲しいものがあっても言えない人もいます。
また、赤ちゃん用品は十分に準備したため、それ以外だと嬉しいけれど言いにくいというケースも考えられますよね。
しかし、カタログギフトなら贈る側に気を遣うことがないので、ママや家族のためのアイテムも選べます。
ちなみに、カタログギフトなら贈る側にとっても嬉しいポイントがあるのですよ。
それは、相手の欲しいものがわからなくても贈りやすいことと、要らないアイテムを贈る心配がないことです。
お祝いは気持ちが大切とはいえ、せっかく贈ったものが実は必要なかった、好みではなく使う機会がないとなったら残念な気持ちになります。
そんな心配もないのでお互いにとって嬉しい贈りものといえるでしょう。

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親しき仲にも礼儀あり。マナーを守って喜ばれるお祝いを贈ろう!

贈りものは、マナーを守ってこそ喜ばれるものです。
どんなに親しい間柄の相手でも守るべきマナーは守り、失礼のないように気をつけましょう。
出産祝いで喜ばれる贈りもののなかから、相手が喜びそうなものを選ぶと安心です。
もし、何が欲しいのかわからない場合は直接相手に聞くのも手ですが、カタログギフトなら相手に気を遣わせません。
ソムリエアットギフトで相手が本当に必要なものをプレゼントしましょう。

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