出産内祝いの渡し方は「直接」が常識？手渡しする時に添えたい言葉と感謝が伝わる渡し方

出産内祝いは手渡しで渡すのが常識？

出産内祝いは、赤ちゃんを連れてお祝いをもらった人の自宅に訪問して内祝いを渡すのが基本的な常識です。
しかし、赤ちゃんを連れての訪問は何かと大変です。
今では新型コロナウイルスの影響で、不要不急の外出を控えている時期でもあります。
内祝いを渡したいからと言って突然内祝いを渡しに行く行為は、無神経だと受け取られかねません。
お祝いをもらった人に感謝の気持ちを表すためにも、直接内祝いを渡しに行き、お礼の言葉を述べるのが一番気持ちが伝わる方法ではありますが、難しい場合は郵送で手配するなど、それぞれ無理のない範囲で内祝いを渡しましょう。
もちろんその際は、相手への配慮を忘れずに、ありがとうの気持ちが伝わる渡し方をしましょう。

直接渡す時に添える言葉は？

出産内祝いを直接会って手渡しする時は、まずはお祝いをもらったことに対する感謝と、気を遣ってもらったことに対するお礼を伝えます。
堅苦しいかもしれませんが、親しい友人ではない限りは「この度は、お祝いを頂きありがとうございました」と、しっかりと言葉にして伝えましょう。
親しい友人や親戚の人へお祝いを渡す時には、そこまでかしこまった言葉を使う必要はありませんが、お祝いをもらったことに対する感謝の気持ちはきちんと伝えましょう。
生まれた赤ちゃんと一緒に内祝いを渡す時には、赤ちゃんが生まれた時の話や性別、名前を伝えても良いですね。

会社の人や近くに住む人、親戚など、これから子どものことで迷惑をかけるかもしれない人へは、内祝いを渡す際に予めお詫びをしておきましょう。
今後、もし迷惑をかけてしまったときに、一言あるのとないのとでは、相手の受け取り方が全く異なります。
また、産後の体調は変化しやすいので、無理のない範囲で内祝いの準備をしましょう。

直接渡す時に気をつけたいことは？

直接会って内祝いを手渡しする時に気をつけておきたいことがあります。
それは、「あまりに話し過ぎてしまわない」ということです。
赤ちゃんが生まれた嬉しさから、ついつい赤ちゃんのことについて話しすぎてしまいがちになります。
しかし、不妊で子供が欲しいのに出来ない人など、人には言えないさまざまな事情を抱えている人がいます。
相手への配慮を欠いてしまわないよう、赤ちゃんのことについて聞かれたら、その範囲内で答えるようにしましょう。

出産内祝いは郵送で準備しよう

出産内祝いの準備は、余裕のある出産前から始める人が多いようです。
しかし、実際にお祝いをもらっていないので、具体的なことは決められないのが実際のところです。
「こんな内祝いを贈りたいな」と考えていても、いざ出産してお祝いをもらったら、慣れない新生児のお世話に追われ、ゆっくりと内祝いを選ぶ時間が取れないのがほとんどです。
出産内祝いは、1ヶ月～2ヶ月以内に贈るのが一般的なマナーとされているので、早く渡さないといけないと頭では分かっていながらも、あっという間に期限がきてしまいます。
手渡しをする場合は、訪問する日にちや会う約束を取り付けなければいけなません。
しかし新生児期は体調を崩すこともしばしばあるので、予定通りにはいかないことがほとんどです。
また、小さな赤ちゃんを抱えての外出も慣れない間は大変です。
だからこそ、出産内祝いは郵送で手配をすることをおすすめします。
郵送なら赤ちゃんを連れて外出せずに内祝いを贈ることができ、予定通りに手配することができるので安心です。

内祝いを郵送することは失礼になる？

昔は、出産内祝いはお宮参りが終わったあと、直接自宅に伺って内祝いを渡しながらお礼を伝えるというスタイルが一般的でした。
その際、内祝いは風呂敷などで包んで持参していました。
年配の人の中には、「内祝いを直接手渡ししないなんて失礼だ」と考える人もいるかもしれません。
第三者に渡してもらうということはもってのほかですが、今では内祝いは自宅に郵送するスタイルが主流となっています。
郵送で贈るといっても、宅配便として郵送するのではなく、ギフトとして受け取ってもらえるよう配慮をして郵送すれば、失礼にあたることはありません。
郵送する時には相手へ事前に連絡を入れるなど気遣いを忘れなければ、素敵な内祝いを贈ることができるので安心して検討してみましょう。

郵送するならインターネット通販がおすすめ

出産内祝いを郵送するなら、インターネット通販を利用しましょう。
大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、内祝いとして失礼にならないように、熨斗（のし）や包装紙でのラッピングも施して、内祝いとしての体裁を整えて店舗から直接郵送してくれるので、安心して郵送することが出来ます。
また、熨斗やラッピングサービスの他にも、注文する時に不安なことがあれば、ギフトのプロであるスタッフが親切丁寧に教えてくれます。
直接見えないからこそ「注文通りに届くかな」「依頼通りの熨斗がかかっているかな」という不安も取り払ってくれるので、安心して内祝いを郵送することが出来ますよ。

郵送で贈る時にはメッセージカードを添えよう

内祝いを郵送で贈るなら、メッセージカードを添えましょう。
直接手渡しで内祝いを渡す場合は、直接感謝の気持ちを伝えることが出来ますが、郵送の場合は、運送会社の人からの手渡しとなり、渡すと同時にありがとうをつたえることができません。
しかし、内祝いの品物の中にメッセージカードを添えておけば、ありがとうの気持ちがあなたの言葉でしっかり伝わります。
ソムリエアットギフトでは、注文者を対象に、メッセージカードを無料で作成できるサービスがあります。
生まれた赤ちゃんの写真を入れることや、入学式や成人式の写真、結婚式の写真に新築内祝いの場合はマイホームの写真まで、用途に合わせてテンプレートを選んでメッセージカードを作成できるのでおすすめです。
文面も、それぞれの用途に合わせた例文が用意されているので、「どんな文章を書けばいいのだろう」と不安な人にも簡単に作成できます。
もちろん、オリジナルの文章にも変更可能なので、近況報告などを手紙感覚で自由に書くことも出来ます。
遠方に住んでいる親戚や友人と会えない寂しさを埋めてくれるアイテムになることでしょう。

手渡しでも郵送でも感謝の気持ちが伝わる配慮をしよう

昔は、今のようにインターネットが流通しておらず、内祝いの渡し方やその時の対応について、しっかりとした礼節がありました。
しかし、SNSやネットショップが主流になるにつれて、渡し方や連絡方法についても多様化しています。
どれが正解でどれが間違っているか、はっきりとは分かれていないのが実際のところです。
しかし、相手が不快に思うことや相手に失礼にあたる行為は避けるということは、今も昔も変わりません。
相手に失礼にあたる行為はどれかを探すよりも、どうすれば相手に感謝の気持ちが伝わるか、お祝いをしてくれた相手に喜んでもらうにはどんな内祝いを渡すべきなのかを考えましょう。
手渡しでも郵送でも、内祝いを渡すときにはしっかり気持ちを添えて贈りましょう。
どんな品物を贈るかも大切ですが、その品物の渡し方も大切です。
今後も良好な関係を保つためにも、感謝の気持ちとお礼の気持ちをしっかり言葉にして伝えましょう。