▶︎カタログギフトを探すなら『ソムリエ@ギフト』をCheck!

香典返しに商品券を贈るのは失礼?ギフト券を贈るときのマナーと気をつけたいこと

カタログギフト

香典返しとは?

香典返しとは、お通夜や葬儀で故人にお供えしていただいた香典へのお返しのことをいいます。
地域によっては、「満中陰志」と呼ばれています。
昔は、身内に不幸があった時、親戚や親しいご近所の方々が集まって故人の供養をしていました。
それが現在では集まる場所や時間が合わないと理由で「香典」や「お供え物」という贈りものに形を変えて、葬儀などで香典を贈るようになったのが香典の始まりです。
香典には、大切な家族を亡くした遺族を励ますという気持ちが込められており、香典返しの際にはその気持ちにお返しするという形で無事に法要を済ませることが出来た報告を兼ねて贈ります。

相手の好きなものを選んでもらえる商品券

葬儀の参列者からいただく香典へのお返しには、何を贈ればいいのか悩みますよね。
「香典返し 定番」「香典返し おすすめ」といったキーワードで検索すると、それなりにおすすめの品物は出てくるものの、年齢や性別もバラバラの相手に喜んでもらえるか不安に思うこともあるでしょう。
そんな時に思い浮かぶのが商品券やギフト券です。
商品券やギフト券は、お金の代わりになるものなので、贈った相手に好きなものを選んでもらえるのがメリットです。
贈る側も、「何が好みかな」「どれを選んだらいいのかな」という不安が解消されるので、贈られる側、贈る側にとっても嬉しいギフトなのです。

商品券は香典返しにふさわしくない?

相手の好きなものを選んでもらえる商品券ですが、中には贈りものとしてふさわしくないという考え方もあります。
商品券は、金券と同じ扱いになるので、贈った相手に金額がわかってしまうことがデメリットです。
したがって、贈った相手に「品物を選ぶ時間を省いたのではないか」と受け取られる可能性があります。
そういったことを懸念して、贈りものには商品券やギフト券は避けたほうが良いという考える人もいます。
香典返しに商品券を選ぶことは、基本的にはマナー違反にはなりません。
しかし、贈る相手や贈り方によっては、相手に不快な思いをさせてしまう場合もあるので注意しましょう。

香典返しに商品券を贈る時に気をつけたいこと

商品券や金券は、相手にはっきりと値段がわかってしまうので、目上の人へのお返しには避けたほうが良いでしょう。
これは、香典返しに限らず、お祝いに対する内祝いにも同じことが言えます。
JCBやVISAなどカード会社が発行する商品券は使える場所が幅広いので、 利用しやすい商品券です。
また、高齢の人は買い物に行く機会が少ないかもしれないので、商品券やギフト券などをもらっても困ってしまう可能性があります。
特に、インターネットショップのギフト券は使い方を知らない人がほとんどです。
相手が都心部から離れた場所に住んでいる場合など、使う習慣がないと思われる人への贈り物には避けたほうが良いでしょう。
また、商品券はおつりが出ないものがあります。
ですので、例えば3万円の商品券を贈る場合は 1万円を3枚贈るよりも 枚数を増やして、細かい金額で使えるようにしたほうが 相手によっても使い勝手が良いでしょう。
カジュアルな印象のクオカードは 落ち着いたデザインのものを選び、 贈る相手との関係性によって使い分けるのがよいでしょう。

香典返しに商品券を選ぶ場合は?

故人と生前に親しくしていた人の中には、葬儀に高額な御香典を持参する人もいるでしょう。
高額な香典を頂いた場合は、香典返しの品物に添えて商品券を贈ると良いでしょう。
高額な香典を頂いた人に対しては、上質なタオルギフトに商品券を添えて贈るという場合もあります。

商品券のおすすめの贈り方

場合によっては相手に失礼になることもある商品券。
ここでは、香典返しに商品券を選ぶ場合におすすめの贈り方を紹介します。

お礼状を添える

香典返しとして、商品券やギフト券だけを相手に渡すと、「そっけない」「味気ない」「贈り物を選ぶ時間を省いた」と思われかねません。
しかし、商品券にお礼状を添えて贈るとまた違った印象を与えるでしょう。
一般的に、香典返しを郵送する場合、直接会ってお礼の言葉や御挨拶が出来ないので、忌明け後や四十九日の法要を無事に終えることが出来た報告とあわせて挨拶状を添えて贈ります。
商品券を香典返しに贈る場合、直接会って贈る場合でも郵送の場合でも、お礼状を添えると気持ちが伝わるでしょう。
商品券の場合は、手書きで書くこともおすすめです。
一般的な挨拶状を自分の文章にして書くと、相手のことを想って商品券を贈ったということが伝わるでしょう。
親しい間柄であれば、形式にそった挨拶状でなくても、 自分の言葉で書いたメッセージカードのほうが気持ちが伝わることでしょう。

ほかの商品とセットで贈る

先程も説明したとおり、他の商品とセットで贈ることも失礼にあたらないひとつの方法です。
商品券メインで贈りものを考えたというのではなく、選んだ贈りものに商品券を添えて贈ると良いでしょう。
高額な香典へのお返しに多い贈り方なので、10000円以上の予算の香典返しを検討する場合におすすめの贈り方です。

香典返しに選ばれている品物は?

香典返しにおすすめの品物は、不幸な出来事をあとに残さないという考えから、あとに残らない消えものが好まれます。
例えば、お茶やコーヒー、海苔、日用品では石鹸や洗剤、タオルも香典返しの定番です。

何かにプラス一品贈りたい時には、日持ちのするお菓子が人気です。
香典返しを選ぶときのポイントは、「もらって困るものを選ばない」ということです。
すでに持っているであろうものを贈る場合でも、少し贅沢な素材のものを選ぶと喜ばれるでしょう。

カタログギフトは、一般的に慶事での利用が多いと思われがちですが、華やかな表紙ではない、見た目にも落ち着いた和柄の表紙のカタログギフトは、香典返しでも多く選ばれています。

香典返しには、お悔やみして頂いた方々への感謝の気持ちを伝えるという意味があります。
まっすぐお礼を伝えるために失礼のないものを選びましょう。

高額な香典へのお返しにおすすめの品物は?

高額な香典へのお返しに選ばれる商品券ですが、目上の人へのお返しや高齢者へのお返しには避けたほうがよい品物です。
高額な香典へのお返しに商品券以外の品物を贈るなら、高額なコースがあるカタログギフトがおすすめです。
贈った相手の好きなものを選んでもらえるので、相手の好みに合わない可能性は少ないでしょう。
また、高額なカタログギフトには、有名ブランドや上質なアイテムが揃っているので、高額な香典にふさわしい高級なお返しを贈ることができるのも嬉しいポイントです。
国産牛が掲載されているもの、体験ギフトや旅行券が掲載されているものは比較的高額なコースまである場合が多いです。

また、高額なカタログギフトは、幅広いジャンルのアイテムが多数掲載されているというわけではなく、ジャンルを絞ってひとつのジャンルで深く掘り下げて掲載されているので、選びやすいということも魅力です。
高額なカタログギフトは、贈る相手に選んでもらいやすいカタログギフトなのです。

贈る相手に注意して失礼のないように贈ろう

香典返しに商品券を贈ってはいけないという決まりはありません。
また、相手によっては喜ばれる場合もあります。
香典返しに商品券を贈ろうと検討している人は、贈る相手や相手の状況を考慮した上で選びましょう。
商品券の中でも、日本全国の幅広い店舗で使用できるものから、あるお店でしか使用できないものもあります。
しっかりと熨斗(のし)をかけて、相手の趣味や好みを理解した上で、喜んでもらえる商品券を選びましょう。
またその際は、お礼状を添えて香典への感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

タイトルとURLをコピーしました