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内祝いを渡すときにはどんな言葉を添えれば良い?ありがとうが届く伝え方とタブーを紹介!

内祝い
出産内祝い

結婚の内祝いを渡すときに添える言葉

結婚のお祝いを貰った相手に結婚内祝いを贈る場合は、まずは頂いた品のお礼を伝えるようにしましょう。
「この度は、お祝いを頂きありがとうございます」など、お祝いを頂いたことに対する感謝をしっかりと伝えてください。
目上の人や上司などに内祝いを渡す際は、もう少し礼儀正しい言葉を選んでも良いかもしれません。
「この度は、私どもの結婚に際し、お心遣い頂きましてありがとうございます」など、少し堅苦しい言い方にはなりますが、目上の人には失礼のないお礼の伝え方となります。

内祝いの品には、のしを掛けます。 のしの掛け方や、内のし、外のしの違いなど 内祝いののしの種類については、以下の記事で詳しく説明しています。

のしは必要?内祝いののしの基本マナー

そして、内祝いの渡し方は、ただ手渡すのではなく、「こちら、心ばかりですが内祝いの品でございます」など、必ず一言を添えて渡してください。
目上の人や上司に渡す際は、「心ばかりではございますが、内祝いの品をお持ちいたしましたのでご笑納ください」という言い方をしても良いでしょう。
決して貰ったお返しにお持ちしましたと言うのだけは避けてください。
本来、内祝いとはお世話になった人や身の回り人に、喜ばしい事があったことを分かち合うために品を贈るという意味があります。

昔とは違い、今はお祝いを貰った相手にだけ贈るというスタイルが一般的です。
しかし、それでも、お祝いを頂いたお返しに贈るということを直接相手に伝えるのは、とても失礼にあたります。
結婚の内祝いを渡すときは、相手を気遣いながら言葉を選んでください。
体調を崩しやすい時期などに贈る場合は、相手の体を気遣う言葉を添えて渡すのも良いでしょう。
内祝いを渡す季節によって、色々な言葉の添え方があります。

たとえば、「日増しに寒さが厳しくなってきましたので、風邪など引かれませんようお体に気を付けてお過ごしくださいね」なら寒い季節に添えたい言葉です。
春の季節なら、「新年度を迎える時期でお忙しい毎日をお過ごしのことと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします」という言葉もあります。
結婚の内祝いを渡すのが6月、ジューンブライドなら、「梅雨が長引いております。
梅雨冷えの日もございますので、体調には気を付けてお過ごしください」と、言葉を添えても良いでしょう。
目上の人や上司などには、礼儀正しい言葉遣いをする必要があります。
しかし、親族や知人、友達へ結婚の内祝いを渡すときは形式にはとらわれず、相手を気遣う言葉さえ添えられれば、渡す人の人柄が十分に伝わるものです。
義母や義父などに結婚の内祝いを渡すときは、気軽に遊びに来てもらえるよう、新居へ訪れてもらいたい旨を伝えておくのも一つの手ででしょう。

新築の内祝いを渡すときに添える言葉

結婚をして新居に引っ越すことになった際、身内や知人などからお祝いを頂くことがあります。
もし、新築の内祝いを渡すことになったときは、ぜひ一言、感謝の言葉を添えて渡しましょう。
「先日は新築のお祝いを頂き、誠にありがとうございました」と、シンプルに感謝のコメントを添えるのも一つの方法です。
友達に渡すときは、「○○をありがとう」ともう少しくだけた言い方をしても良いでしょう。
ただし、目の上の人や上司へ内祝いを渡すときは、礼儀を欠いてしまうと、相手への印象が悪くなってしまうかもしれません。
「この度は、拙宅に際しご丁寧にお祝いを頂きまして、誠にありがとうございました」のように、礼儀正しい言葉で感謝を伝えると失礼にあたらないでしょう。

そして、感謝の気持ちを伝えた後は、実際に頂いた物を新居で活用していることと、その感想を伝えてください。
新築のお祝いを贈ってくれた相手は、新居で使えそうな物を考えて贈ってくれることが多いのです。
そのため、使った感想や食べた感想がないと、お祝いを贈ったのは迷惑だったのかもしれない、と勘違いをさせてしまう原因にも繋がりかねません。
このとき、一点だけ気を付けて欲しいのは、頂いた品を活用していないのに活用したと偽ってしまうことです。
相手を傷つけないために言ったつもりでも、話しているうちに活用していないことが分かれば、逆に相手を傷つけてしまいます。

新築のお祝いを贈ってくれた相手は、付き合いを大切に思っているからこそ、贈ってくれています。
そして、そのお返しをするということは、これからも相手と付き合っていくという意思があるということ。
それならば、相手との付き合いを大切にするためにも、新築の内祝いを渡す前に、頂いた品は一度活用しましょう。
ただし、使った感想を伝えるときは、新居について謙遜して答えようとするあまり、自慢と取られるような言い方にならないよう気をつけてください。

たとえば、お皿を頂いたことに感謝を伝えるのであれば、お料理が美味しそうに見えるや、テーブルの雰囲気に合うなどの伝え方で十分に感謝が伝わります。
しかし、お皿が素敵なのにテーブルが合わない、豪華なお皿に合わないキッチンで恥ずかしいなどと言ってしまうと、謙遜し過ぎて相手を不快にさせてしまう恐れも。
お皿のデザインが気にくわないことに対する皮肉屋と取られたり、新居に対する自慢に取られたりしてしまう可能性があるのです。
新築の内祝いを渡すときは、謙遜し過ぎないようにし、「内祝いのしるしに心ばかりの品をお贈りいたします」など一言添えるのを忘れないようにしましょう。

出産の内祝いを渡すときに添える言葉

出産した後は忙しく、なかなか内祝いを渡す余裕はないものですが、今後の付き合いを大切にするためにも、渡し忘れのないようにしましょう。
育児でそれどころではないかもしれませんが、第三者を通して渡すのだけは避けてください。
相手も何かと忙しいところ、時間を割いてお祝いを贈ってくれています。
第三者からお返しを渡すと、相手に失礼なだけではなく、今後の付き合いは遠慮したいと思われても仕方ありません。

出産内祝いでは、 お祝いを贈ってくれた相手には、お祝いを頂いたことに対する感謝と、気を遣って頂いたことに対するお礼を伝えます。
「この度は、お祝いの品を頂き、ありがとうございました」と、きちんと言葉にましょう。
目上の人や上司には、「この度は、過分なお祝いを頂戴しましてありがとうございました」と、伝えた方がより敬意を込めた言い方となります。
また、子供のために頂いたお祝いなので、相手には子供の名前と性別も伝えるようにします。

相手から子供について色々と聞かれた場合は、聞かれた範囲で答えましょう。
聞かれてもいないのにアレコレ話すと、相手の状況によっては不快に感じてしまうことも。
病気や不妊で子供が欲しいと考えているのにできない人、子供を亡くしてしまった人など、表に表すことがないだけで、さまざまな事情を抱えている人がいます。
子供ができた嬉しさから、相手への配慮を欠いてしまわぬように気を付けたいところです。

そして、出産の内祝いを渡す際は、感謝や子供についてだけでなく、「今後とも、家族ともどもよろしくお願い致します」と伝えます。
家族が増え、今後迷惑をかけるかもしれないことを予め詫びておくのです。
特に、親族や会社の人、近所に住む人にはこれから子供のことで迷惑をかけるかもしれません。
今後迷惑をかけてしまったときに、一言あるのとないのとでは、相手の受け取り方が全く異なるのです。
出産の内祝いを渡して相手へ感謝を伝えるのも大切ですが、1人で頑張り過ぎて体調を壊してしまっては元も子もありません。
体調の悪いときは、出産の内祝いを用意してもらうなど、配偶者にも協力してもらいましょう。

内祝いを渡すときに使うとタブーとなる言葉は?

内祝いは、基本的には実際に会って自分の手で渡します。
人づてに渡してもらう行為は、相手に大変失礼になるので避けましょう。
また、渡すまでは紙袋に入れ、渡してない間に包装紙が破れたり汚れたりするのを防ぎます。

いざ実際に会って内祝いを渡すときには、タブーとなる言葉がいくつかあります。
誤って使ってしまうと、礼儀を知らないと思われるだけでなく、相手に失礼となるため、話す言葉は気をつけて選びたいところです。
まず、結婚の内祝いを渡すときに添える言葉で先述した通り、お祝いを頂いたことに対してお返しというのは止めましょう。
親しい間柄の人であれば、気にせずに言葉を受け取ってくれるかもしれませんが、一般的には失礼にあたります。
また、祝いごとのため、忌み言葉を添えるのも良くないとされています。
焼ける・流れる・倒れる・切れるなど、離婚や流産、新居に何かがあると連想させる言葉は使わないようにしましょう。

忌み言葉の他には、重ね言葉も良くないといわれています。
いよいよ・再び・次々などの言葉も、縁起が悪いので避けてお礼を伝えます。
お祝いをくれた相手は、このようなマナーを調べた上で贈ってくれていることが多いので、使ってしまうとマナーを知らないと思われてしまうかもしれません。
もしくは、タブーとなる言葉を使ったことで、相手が気を遣うことになる可能性もあります。
内祝いを直接手渡せるのであれば、直接渡せることに越したことはありませんが、なかには郵送することもあるでしょう。
そんなときは、お礼状を付けて郵送することになりますが、メッセージを書くときは句読点をつけない方が良いとされているので気を付けてください。
目上の人や上司に内祝いを郵送するときは、マナーを知らない人だと思われないためにも、句読点は使用しない方が無難でしょう。
しかし、親族や知人、友人に内祝いを郵送するときはこの限りではありません。
定型文よりも親しみやすいメッセージの方が、心を込めて書いていると伝わることもあります。
自分の母や父、兄弟などに内祝いを渡すときに、かしこまった文章でメッセージを書いてしまうと、義務で贈っているような印象になることも。
そのため、内祝いを渡す相手によって、伝える言葉やメッセージに書く言葉は変えた方が良いでしょう。

感謝の気持ちと相手への配慮を伝えよう

内祝いを渡すときは、渡す相手に配慮して、お祝いを頂いたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。
お祝いごとだからと、嬉しさのあまり発した言葉でも、相手は傷つく可能性が十分にあります。
たとえ、苦労して結婚、出産、あるいは新居に移るとしても、相手はその事情を知りません。
また、その逆のケースも考えられ、相手が苦労している状況を、自分が知らないだけかも知れないのです。
もしかしたら、相手は複雑な心境を持ちながらも、お祝いしてくれているかもしれません。
内祝いを渡すときは、そのことを念頭において、感謝の気持ちを伝えてみてください。

感謝の気持ちを伝えるときは、相手を配慮する気持ちを忘れてはいけません。
相手の生活スタイルや状況を考えながらお礼をいうのはもちろんのこと、謙遜し過ぎにも注意したいところです。
不要な謙遜の一つとして、内祝いの品を渡すときに「つまらないものですが」という言葉を伝えることがあげられます。

そもそも、相手につまらないものを渡すのは失礼にあたります。
それに、つまらないものといって渡されるよりも、「ささやかな品ですが」と言って渡す方が、相手も快く受け取ることができるのです。
また、「ほんの感謝の気持ちですのでお受け取りください」と、このように感謝の気持ちだから受け取って欲しいと直接言うのも良いでしょう。

ただし、食べ物を贈るときは、少し言い方を変えた方が良いでしょう。
食べ物を贈る際は、「お口に合えば良いのですが」と言葉を添えた方が、相手に食べ物であるとすぐに分かるため親切なのです。
内祝いを渡しても、相手がすぐに開封してくれるとは限りません。
予定がある人は、数日後に開封することも考えられます。
贈る季節によっては、常温保存のものでも、暑さで悪くなってしまう可能性があるのです。
すぐに開封してもらうためにも、食べ物だと分かる言葉を添えて伝えましょう。
このように、内祝いを渡すときは、お祝いをくれた人の厚意を大切にするためにも、相手に配慮して感謝を伝えてください。
ずっと、付き合う可能性のある人たちですから、決して気を遣うことを忘れないようにしたいものです。

内祝いを渡すときには相手の気持ちを汲んだ言葉をかけよう

内祝いを渡すときは、親戚や友人、職場の人など、相手との関係性や心情、ライフスタイルを考慮した上で、感謝を伝えましょう。
自分にお祝いごとがあったからといって、相手が自分と同じように幸せな状況であるとは限りません。
嬉しさのあまり不用意な発言をしないように、第三者の目線に立ち考えることが大切です。
相手に配慮して、お祝い頂いたことに対する感謝を伝えてはいかがでしょうか。

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