男性へ内祝いを選ぶ際のポイント
男友達などへ内祝いを選ぶとき、いくつか気を付けたいポイントがあります。
まず、内祝いには実用性とクオリティを兼ね備えたアイテムを選ぶようにしましょう。
実用性があるものであれば、普段から使ってもらいやすくなります。
また、ちょっといいクオリティのものを選ぶことで、もらったほうも嬉しく感じるのです。
たとえば、高級ボールペンはその代表ともいえるアイテムでしょう。
自分ではあまり買わないものなので、内祝いとして贈られると「嬉しい」と感じる人が多いのです。
また、その他のものであっても、量よりも質を重視することは非常に大切と言えます。
たとえば、「たくさん入ったお得感のあるチョコレート」よりも「数は少ないけれど高級ブランドのチョコレート」のほうが喜ばれます。
特に、相手が独身の男性であれば経済的に余裕がある人が多く、こだわりのある人が多くなっているのです。
そのため、ワンランク上のお取り寄せ商品などは喜んでもらいやすくなるでしょう。
また、定番アイテム以外の少し変わったアイテムが好まれるケースもあるのです。
内祝いの定番アイテムとして、よく選ばれるのがタオルです。
「誰でも使う」「よく使う」そして「あっても困らない」といった点から、選ばれることが多くなっています。
しかし、もし内祝いを贈る相手の趣味や好きなものを知っているならば、それに関係したアイテムを選ぶことでより喜んでもらえるでしょう。
趣味や好きなものをより楽しめるグッズであれば、相手も嬉しく、「自分のために選んでくれた」という特別感も出ます。
たとえば、お酒をよく飲む人であれば、ビールにはビアタンブラー、日本酒などには陶器の酒器や硝子グラスなどがぴったりです。
また、ワインにはワインオープナーをはじめポアラーやストッパーなどを選んでもいいでしょう。
定番アイテムではないかもしれませんが、30代や40代、50代60代と年齢によって好みのものも違ってきます。
相手のことをしっかり分かったうえでアイテムを選べば、より嬉しさを感じてもらえます。
それから、まれに内祝いとして贈ったアイテムが所持品と被ってしまうケースがあるため、あらかじめ欲しいものをリサーチするといいでしょう。
男性は「欲しいものは自分で買う」という考えの人も多いので、相手の趣味や好きなものを把握していた場合は特に、被ってしまう可能性が高くなります。
そのため、そうした軸で内祝いのアイテムを選んでいくと、喜んでもらいやすい一方で、すでに持っているものを贈ってしまう恐れがあるのです。
それを避けるためには、あらかじめ聞いておくのがいいでしょう。
特に、相手と親しいのであればはっきりと聞いても失礼にはなりません。
むしろ、所持品と被ってしまうよりはよほどいいのです。
事前にしっかりとチェックしておくことで、内祝いのアイテム選びで失敗しなくなるでしょう。
男性から喜ばれる内祝いは何？
男性から喜ばれる内祝いは、「靴下やネクタイなどのファッションアイテム」がおすすめです。
靴下は日常的によく使用し、プライベートでもビジネスでも活躍するので贈られたほうも嬉しく感じるでしょう。
柄や素材もさまざまなものがあるので、その人が使うシーンをイメージしていろいろな選びかたができます。
相手が一番使う場面を考えて選べば、まず外れることはないでしょう。
ただし、靴下や靴など足元に使うアイテムは、上司や年上の人への贈りものにはタブーとなるので注意しましょう。「相手を踏みつける」という意味をもつからです。
あまり気にする人はいないかもしれませんが、年配の人の中には不快に思う人もいる可能性があるので、避けたほうが無難でしょう。
それから、同じようにたくさんあっても困らないアイテムがネクタイです。
男性の正装はスーツなので、結婚式でも使用できるようなオシャレなネクタイは喜ばれるでしょう。
男性の好みはもちろん年代によっても柄や色などが変わりますが、ネクタイはどのような人にも喜んでもらえるものだと言えます。
内祝いとして贈るときは、普段その人が選ばなさそうなものをチョイスしてもいいかもしれません。
それから、「折りたたみ傘」も内祝いに喜ばれるアイテムです。
普通の傘は持っていても、「折りたたみ傘は持っていない」という男性も多いため、もらったほうは嬉しく感じます。
毎日使うものではありませんが、使っているうちに愛着が感じられ、長く愛用してもらいやすいものです。
そのため、贈るほうも嬉しい気持ちになります。
選ぶときは、ワンタッチで開閉できるようになっているもの、男性にあわせた大きめサイズをチョイスしましょう。
「相手が使いやすいものはどれか」という視点で選ぶのがポイントです。
また、鉄板のアイテムといえば「ペンケースや革小物などの実用品」があります。
実用的なアイテムは、日常的に使ってもらえるので男性への内祝いにぴったりであり、特にペンケースはどのようなシーンでも使えるのです。
素材が革であれば、おしゃれで高級感もあり、革が変化していく様子も楽しめます。
長く使ってもらえるものであるため、内祝いとして好まれるアイテムの1つです。
カラーも豊富なので、相手に似合うものがきっと見つかるでしょう。
また、ペンケース以外にも、革を使ったアイテムはとても人気が高いです。
キーホルダーやカードケースは金額もリーズナブルなものが多く、名刺入れや財布、小銭入れだともう少し高くなります。
予算にあわせても選べるので、贈るほうにとっても選びやすいアイテムです。
革素材のUSBメモリといった少し変わったものもあり、定番アイテム以外にも人気が高いのがうかがえます。
そして、「ビールやシャンパン、コーヒーギフトなどの飲みもの」も喜んでもらいやすいでしょう。
実家に住んでいる男性へは不向きかもしれませんが、一人暮らしを満喫している男性には喜ばれるアイテムでしょう。
相手の男性がビール好きな人であれば、ワンランク上のビールや変わり種のビールを選べば喜んでもらえます。
世間一般にはあまり流通していなビールもあるので、そうしたレアなビールも嬉しいと感じてもらえるでしょう。
自分ではなかなか買えないようなビールを選ぶのがポイントです。
シャンパンも、男性への内祝いとして人気のあるものと言えます。
シャンパンを贈るときは、相手の好みを確認しておくのがベストです。
もし、分からないときは、定番といわれているものを選んでおけば外れがなくていいでしょう。
また、コーヒー好きの男性が間違いなく歓喜するのがコーヒーギフトです。
自分では買わないような高級なもの・高品質のものがセットになっているギフトもあります。
コーヒーにこだわりのある男性には、とても喜んでもらえるでしょう。
ガジェット系を喜ぶ独身男性も多い
内祝いとして、ガジェット系のアイテムを喜ぶ男性もたくさんもいるのです。
ガジェット系とは、「目新しい道具」や「面白い小物」「携帯用の電子機器」といったアイテムです。
予算が1万円もあれば、生活家電でも十分な機能を持った商品がたくさんあります。
人目を引くような、ユニークな機能を持つアイテムは、20代、30代の流行りに敏感な人には喜ばれます。
ガジェット系の内祝いとしては、まず、防災ラジオが挙げられます。
普段から使うものではありませんが、それゆえに「持っていない」人もたくさんもいるのです。
そのため、防災ラジオなどの緊急時に使えるアイテムをもらうことで、「気が利いている」と感じられやすく、男性向けの贈りものであるといえます。
自分ではあまり積極的に用意しないものなので、そういうものを贈ることで喜んでもらえるのです。
また、電気ケトルや卓上タイプの空気清浄機、ハンディクリーナーといったアイテムも喜ばれるアイテムでしょう。
男性は、デザインのセンスがいいものや目新しいものに対して興味を持つ人がたくさんいます。
こうしたアイテムは好奇心を刺激されて「使ってみたい」という気持ちになるため、内祝いとして贈ると喜ばれるのです。
特に仲の良い友人への贈りものにピッタリですね。
また、こういった小型の家電は、あまり場所を取りません。
相手が一人暮らししている男性であればスペースも限られてくるため、コンパクトなアイテムは喜んでもらえるのです。
それから、コーヒーメーカーもガジェット系のアイテムとして人気があります。
家にいながら本格的なお店の味が楽しめるコーヒーメーカーは、コーヒー好きな男性には間違いなく喜ばれるアイテムです。
カートリッジタイプのものであれば手軽に飲めるので、忙しい男性にもぴったりでしょう。
また、豆にまでこだわる男性であれば、カートリッジタイプではないものを選ぶといいでしょう。
内祝いとして渡すときには、一緒にコーヒー豆も贈ればさらに喜んでくれるはずです。
職場の男性から喜ばれやすい内祝いは？
職場の男性から喜ばれやすい内祝いは、「個包装の食品やコーヒーセット」です。
他にも、「レトルト食品やお米」、「ビール券やクオカード」など、便利で日常的に消費できるものが喜ばれます。
お祝いとして「消えもの」はあまり望ましくないと言われますが、職場の同僚などであれば話は別です。
個包装になっているお菓子やコーヒーセットは、それにぴったりなアイテムといえるでしょう。
個包装になっているので、賞味期限をあまり気にする必要はありません。
また、1人分ずつパックになっているので自分の好きなタイミングで開封でき、とても便利です。
そのため、手間がかからず、さっと用意できるドリップバッグコーヒーなどは特に人気があります。
また、レトルト食品といっても、クオリティの高いものがたくさん出ています。
有名シェフや有名店が監修しているものや、高級な食材・ブランド肉などを使っているものもあり、ワンランク上の仕上がりになっているのです。
本格的な味が手軽に楽しめるレトルト食品は、特に一人暮らしをしている職場の男性にはぴったりでしょう。
特に60代、70代など美味しいものをたくさん味わってきた世代には、食通の方も多いはず。
そういった方には、老舗の料亭グルメや有名ホテル監修のものを贈るといいでしょう。
また、その際には好き嫌いやアレルギーなどについて確認しておけるとより喜んでもらえます。
それから、自炊をする男性であればお米もいいでしょう。
出産内祝いでは、昔からお米を配ることが縁起がいいとされています。
内祝いのお米は1～2合で小分けにされていることが多いため、1回で使いきれて便利です。
また、高級米が使用されていることがほとんどなので、普段自分では買わないようなお米を味わうことができます。
よくビールを飲む人であれば、ビール券は非常に喜んでもらえます。
また、クオカードであれば相手の好みをいろいろ考える必要がなく、贈るほうの負担が少なくなるのです。
もらったほうも自分の好きなものが買えるため、どちらにとっても良いこと尽くめとなるでしょう。
同じように、職場の男性への内祝いには「カタログギフト」という方法もあります。
職場の男性だと、つながりが職場だけであることが多いため、好みなども把握できていないことが多いでしょう。
そのため、悩んでばかりで「内祝いがなかなか決められない」ことも多いかもしれません。
しかし、カタログギフトであれば、選択を相手にゆだねるため確実に欲しいものを手にしてもらえるのです。
どちらも気兼ねしなくていいので、特に人気が高くなっています。
おしゃれでセンスのあるカタログもたくさんあるので、商品を選ぶ楽しみも感じてもらえるでしょう。
独身男性に内祝いを贈る際に注意したいこと
もし、独身男性に内祝いを贈る場合には、気を付けるべきポイントがいくつかあります。
まず、ペアのものは贈らないようにしましょう。
ペアのグラスやカップなどが内祝いとしてたくさんの商品がありますが、独身の男性にとっては1つで十分なのです。
使わないほうは邪魔になってしまうことも多いので、ペアのアイテムは適しているとは言えません。
また、独身であることを気にしていることも考えられます。
そのような人にペアのアイテムを贈ってしまったら、とても嫌な気持ちになることが想像できるでしょう。
独身男性への内祝いを選ぶときは、相手の立場になって考えるようにしましょう。
それから、結婚内祝いでよく贈られる2人の写真やイラストがプリントされた絵皿や、2人の名前が入ったタオルなどは贈らないのがベターです。
こういったアイテムは、良くも悪くも「結婚」という雰囲気を強く感じられるようになっており、幸福感を発するものとなります。
そこから幸せそうな雰囲気を感じ、使っていると自分まで幸せな気持ちになる人もいることでしょう。
しかし、中にはそれが少々強制的に感じられる人もいるかもしれません。
無理矢理そうした雰囲気を感じさせられることに、抵抗を感じる人もいるのです。
男性のライフスタイルを理解したうえで内祝いを選ぼう
男性へ内祝いを贈るときには、相場や相手の好みなどを把握するだけでなく「独身であるか既婚であるか」といったライフスタイルを理解することが大切といえます。
というのも、ライフスタイルによって喜ばれるアイテムが変わってくることがあるからです。
内祝いには、のしを掛ける以外にもメッセージカードを添えて気持ちを伝えるのもおすすめですよ。
1000円2000円、3000円に5000円と、予算から相手の好みのものを見つけて、男性に喜んでもらえる内祝いを選びましょう。
