内祝いの封筒はどのようなものを選ぶべき?適した封筒の選び方

2019/08/23
内祝いの封筒はどのようなものを選ぶべき?適した封筒の選び方

出産のお祝いをいただいたときは、なるべく早めに内祝いの返礼をするのがマナーです。 贈りものに添える手紙も、普段から仲良くしている相手にも敬意を払ってマナーに沿った便箋や封筒を使わなければなりません。 そこで、内祝いに添える手紙の封筒や便箋はどのようなものを選べば良いのか、また、気をつけるべき注意点などについて紹介します。

目次

出産内祝い

お礼状の基本的なマナー

まずは、お礼状の異本的なマナーについて解説します。
お礼状は、お祝いをいただいた時に先にお礼の連絡を入れたい時に送る場合と、内祝いの品物に添える場合とがあります。どちらも書き方やマナーは同じです。

便箋でお礼状を書く時は、縦書きが推奨されています。
職場の上司などの目上の人へ書く場合は、縦書きの方が良いでしょう。
しかし、友人など親しい人へのお礼状は、横書きで書く場合もあります。
贈る相手を考慮して判断しましょう。
また、お礼状を書く時は、句読点はつけないことがルールとされています。
句読点は、子供が文章を読みやすくするために作られたとされており、大人へのお礼状に句読点を付けて送ることは、相手を子供扱いしているという意味になるためです。

お礼状の文章については、それぞれの用途によって異なります。
あまり長々と書くことは好ましくないとされ、お返しの要素は出さずにお祝いに対するお礼を書きます。
婚礼関係の場合は、入籍した日付や新居の場所などを書きます。
内祝いの品物に掛ける熨斗(のし)には、旧姓を入れないのが一般的なので、お礼状の文末に、新しい名前と旧姓の両方を書き記すとより相手に伝わるでしょう。
出産内祝いの場合は、生まれた赤ちゃんの誕生日や名前の由来などを書くと良いでしょう。

お礼状の書き出しに、時候の挨拶を使用する場合があります。
時候の挨拶は、1月から12月まであり、それぞれ目上の方には「漢語調」、親しい間柄の人には「口語調」と使い分けることがあります。
時候の挨拶は、インターネットで簡単に検索することができるので、お礼状を送る時期が決まれば、例文を参考にするとよいでしょう。
他にも、拝啓や敬具を文章の最初と最後に書く書き方もあるので、状況に応じて使い分けましょう。

内祝いを贈るときに添えるお礼状の便箋や封筒の選び方

本来ならば、直接手渡してお礼を伝えられればそれに越したことはありませんが、出産内祝いの場合など、生まれたばかりの赤ちゃんを抱えてあちこちにお披露目に出かけることが難しい場合、郵便や宅配便で送ることが多くなります。
いきなり品物だけを送ることは失礼と受け取られることもあるため、お礼状を添えて贈ることが一般的なマナーとなっています。
普段カジュアルにやり取りしている相手に対しても、出産祝いのお礼状として送るときは、感謝の気持ちを表すのに相応しい便箋や封筒を使いましょう。

便箋は、一筆箋や普段遣いのカラフルなデザインのものはNGです。
紙質の良い白無地の便箋か、罫線が入ったシンプルな便箋を使います。
毛筆や筆ペンで文字を手書きするなら、無地か太めの和便箋が書きやすいでしょう。
万年筆やボールペンで書くなら、書き心地にこだわった専用の便箋などもありますのでいろいろ探してみると楽しいですよ。
いずれにしろ育児の合間の空き時間に手紙をしたためることになるでしょうから、自分が書きやすい筆記具で心をこめて丁寧に書くのが一番です。

一般的に、格が高くお礼状に相応しいとされるのが白の二重封筒です。
二重封筒とは、表面の内側に一回り小さい中紙が貼られているもので、こちらが正式な封筒になります。
二重封筒は、封入した便箋をしっかりと保護できフォーマル感があるため、より格が高く正式と位置付けられています。
用紙も、ある程度厚みがある上質の白無地で縦型の長方形の二重封筒を選びましょう。
ただし、兄弟姉妹や気心の知れた友人という間柄なら、そう堅苦しく考える必要もないのではないでしょうか。
すでにいつもよりは改まった雰囲気の便箋と封筒で丁寧にお礼の気持を伝えるのでも構いません。
季節を感じさせる落ち着いたデザインのおしゃれなレターセットなら、いつもと違う特別感があり決して失礼には当たらないでしょう。

お礼状を送るときに避けた方が良い封筒とは

メールやラインなどで気軽に連絡が取れるようになったためか、昔ほどには手紙のやり取りをする機会が減ってきている時代になりました。
とはいえ、便箋や封筒、レターセットなどはおしゃれなデザインのものやアイデア満載のバラエティーに富んだデザインのものが多く市販されています。
紙質にこだわったものやデザインに凝っている封筒の中には、高価なものもあります。
しかし、内祝いのお礼状に使う封筒だからといって、おしゃれで高価な封筒ほど良いというわけではありません。
例えば、花の香りがついた封筒やチョコレートの香り付き封筒などの珍しいタイプもありますが、内祝いのお礼状を入れる封筒としては適していません。
同様に、キャラクターが印刷された封筒や派手で奇抜なデザインの封筒も避けましょう。
日常の手紙のやり取りと内祝いのお礼状とでは手紙の内容も質も異なるものです。
上記で説明したとおり、白無地の二重封筒がおすすめです。
ただし、二重封筒が冠婚葬祭に関する手紙のどの用途にも通用するものではないため注意が必要になります。
例えば、お悔やみの手紙を送るときは二重封筒は使いません。
「二重」は「重なる」に通じ、不幸が重なることを連想させる忌み言葉と同様の意味合いがあるためです。
一方、お祝いごとは何度あっても嬉しいものですから、二重封筒が相応しいということになります。
お礼状としてはがきを使用することも避けたほうが良いでしょう。

内祝いで商品券などを贈る際の封筒の選び方

出産内祝いに、品物と一緒に商品券を贈りたい場合もあるかもしれません。
商品券だけだと目上の人の場合、非礼になることもあるため注意が必要です。
また、選んだ商品券によっては近くで使えないこともあるため、気をつけたほうが良いでしょう。
案外うっかりしがちなのが、出産祝いを商品券でいただいていたのに、同じ商品券で返してしまったという場合です。
それでは、いただいた商品券が気に入らないから突き返したような形になってしまうため、くれぐれも気をつけましょう。
とはいえ、趣味に合わないものを選ぶリスクが少ないカタログギフトや商品券を贈るのは、実は受け取る側でも便利で助かるという人もいます。
その際は、商品券をお礼状と一緒に送ることで十分お礼の気持が伝わるでしょう。
ただし、お礼状の封筒を選ぶのと同じように、商品券を入れる封筒にも気を遣って選ぶことが大切です。
商品券は金券ではありますが、現金とはみなされません。
現金書留ではなく普通の封筒で一般書留か簡易書留で送ることになります。
商品券は購入時に「内祝いで」と伝えることにより、紙ケースや紙箱にのし紙に記名をして掛けて包装紙できれいに包んでくれるところもあります。
のし紙に名前が入っていれば、白封筒の表書きには何も書く必要がありません。
商品券の額面金額が高額でないときは厚みのある紙箱は避けたほうが無難です。
それは、お祝いの金額に合わせて御祝儀袋の格式を選ぶのと同様ですね。
中身が少額なのに豪華すぎる御祝儀袋では失礼に当たりますし、その逆も然りです。
商品券の紙ケースがなければ、自分で白封筒などに入れてからお礼状と一緒に封筒に入れるのでも構いません。
その際は、商品券を奉書紙で丁寧に包みます。
奉書紙とは、日本に古来伝わる儀式や催事で使われる薄めの白い和紙です。
書道で使う半紙よりは若干厚くしっかりしています。
奉書紙の表がツルツルしたなめらかな面で、裏はザラザラしています。
商品券以外の贈りもので何を贈ろうか迷ったときは、ソムリエアットギフトを利用してみましょう。
ソムリエアットギフトとは、販売実績が日本最大級のギフトショップです。
ソムリエアットギフトが取り扱っているカタログギフトは、売上ランキング上位の人気のカタログギフトから配送料がお得な送料無料のカタログギフト、結婚内祝いでしたら人気の北欧雑貨のものや、出産のお祝いに人気の絵本のようなカタログギフトなど品揃えは多種多様であり、また金額が細かく設定されているので予算にあった贈りものを用意することができるでしょう。
カタログギフトの他にも、名前を刻印することができる有名店の「名入れ」スイーツや、定番のタオルのギフトも多く取り揃えています。
高価なものばかりではありません。
500円前後のプチギフトから内祝いの予算設定で一番多い2500円程度のお菓子のギフトも豊富です。
またギフトショップならではのサービスでは、引き出物の際は両家、出産の内祝いで利用する際はお子さまの名前が印字されたのしのサービスやラッピング、写真を入れて作成できるオリジナルメッセージカードなどのギフトサービスも無料で、内祝いで悩んだときには気軽に利用してみましょう。

内祝いのお礼状は品物に同封しても良いの?

出産の内祝いの品物を配送してもらう場合、品物を梱包する前にお礼状を同封してもらうことをお店に依頼してよいかどうか悩む人もいるでしょう。
かといって、購入した内祝いの品を人数分自宅に持ち帰り、お礼状を封入してから梱包して宅配便の送り状に記入して配送手続きするのはかなり大変な作業です。
まして、乳児を抱えて夜もゆっくり寝られない身では、無理をして同封する必要はありません。
デパートなどのギフトコーナーでは、内祝いの添え状ぐらいなら一緒に入れて梱包してくれるところが多いでしょう。
お礼状の入れ方も、失礼にならないように配慮してくれます。
他店で購入した別の品物は責任の所在が曖昧になるため断られることがありますが、お礼状ならまず問題ありません。 不安なときは、品物を選ぶ前にひとこと店員さんに確認しておくと安心ですね。
その際は、封筒の表面にしっかりと宅配便の送り状の宛名と共通した名前を書きましょう。
注意点としては、封筒はノリやテープで封をせずに店員さんに手渡すということです。
なぜなら、お礼状は手紙扱いになり、お手紙は郵便法では「信書」に当たるものです。
信書とは、わかりやすく言うと「特定の相手に対して、自分の気持ちや事実を書き表した文書」のことですね。
お礼状も、厳密にはお祝いをいただいた相手に、感謝の気持ちを伝えるとともに子どもの様子や家族の近況などを知らせる手紙ですので信書となります。
このような信書を送達できるのは、日本郵便株式会社と総務大臣の許可を受けた信書便事業者のみに限られているのです。
そのため宅配便などを取り扱う運送業者が信書を送ることは違法になります。
運送業者が信書に当たる手紙などの郵便物を送達するのも、運送業者に同封してもらうよう依頼した側も違法行為をしたことにより処罰の対象となってしまうのです。
ちなみに、違反した場合は、運送業者も送った人も3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が科せられるというのですから、個人にとってはなかなかに厳しい罰則ですね。
ただし、添え状などの手紙は封をしていない状態であれば、荷物と一緒に送っても問題ないのです。
ですから、内祝いの品物を選ぶ際にお礼状を持参していれば、封筒の糊づけをしていない状態で店員さんに託して入れてもらうことができます。
封さえしなければ運送業者も依頼を受けた店員さんも、自分も違法行為をすることにはなりません。
とはいえ、出産祝いというのは、結婚式場で受け取る結婚祝いとは異なり一斉に同日にいただくわけではありません。
贈る側は、出産の連絡を受けて即日お祝いを持参してくれる人もいれば、数週間後に自宅にお祝い金やお祝いの品が届くこともあり、その時期はまちまちです。
お祝いを受け取った都度手配をするのも大変なため、ある程度まとまってからお返しをすることになる人が多いのではないでしょうか。

お返しをするのは1ヶ月以内が目安ですが、早々にお祝いを贈っていただいた人には、お礼をするにも日数がかかってしまうことが考えられます。
そのようなときは、先にお礼状だけでも贈ると良いでしょう。
荷物の中に手紙を入れず、内祝いとは別々にお礼状を出す場合は、荷物より先にお礼状が手元に届くように逆算してポストに投函します。
お祝いに対してのお礼と、別便でお礼の品を送る旨書き添えておきましょう。
お祝いを受け取った連絡もせず、お礼状も届かないうちに内祝いの品だけが先に届いてしまうことは何としても避けなければなりません。
内祝いの品を通販サイトで購入する場合も、品物が相手先に到着するまでに余裕をもってお礼状を出すように心がけましょう。
内祝いを取り扱う通販サイトでは、内祝いを注文する際、品物と一緒にメッセージカードを同封できるギフトサービスをしてくれるところがほとんどです。
生まれた赤ちゃんの写真を入れることができたり、結婚式の写真を入れることも可能です。
両親や近しい間柄の親戚から結婚や出産のお祝いをもらった場合、是非、新しい家族の写真が入ったメッセージカードと一緒に内祝いを贈りましょう。
品物だけを贈るよりも大変喜ばれること間違いなしです。

内祝いに添えるお礼状の封筒の書き方

結婚祝いとしてご祝儀を贈る場合は、御祝儀袋の表書きは濃い墨色の毛筆や筆ペンで書くのが一般的です。
水引やのしの付いた立派な御祝儀袋に包むのですから、ボールペンの細い文字では見た目のバランスも悪いですし、細く弱々しい字ではマナーに反することがあります。
というのも、不祝儀の際は涙で悲しみに暮れる様子を表すという意味で、香典を包む御霊前などの不祝儀袋に記名する際は、薄墨で書くのがマナーだからです。
文具店などで不祝儀用の薄墨の筆ペンも売られています。
誤って濃い色の筆ペンで書くと失礼に当たるため気をつけましょう。
お祝いの際も薄くかすれたような墨色で書くのはマナー違反です。
ハッキリと濃い墨色の文字で書くのが正式です。
では、出産の内祝いとして返礼品に添えるお礼状の封筒はどのように書いたら良いのでしょうか。
毛筆で書けるなら特別感もあり、より丁寧に改まった気持ちが伝わるかもしれませんが、郵送する場合必ずしも毛筆がベストではありません。
毛筆に抵抗がなければぜひチャレンジしてみると良いでしょう。
年賀状の宛名を筆の自筆で書いている人もいますが、受け取ると嬉しいものですよね。
お礼状を毛筆で書くなら、滲まない便箋と封筒を選ぶ必要があります。
毛筆用との記載があるか確認してみましょう。
住所と宛名を書く必要のある封筒の場合、墨が滲んでしまっては相手の自宅まで届かない危険性があるどころか、裏に書いた差出人の住所まで読めないのでは、宛先不明で自宅に戻ることもありません。
筆ペンのインク次第では雨に濡れて滲んでしまうこともあるのです。
せっかく心を込めて書いた手紙が行方不明になってしまうのは忍びないですよね。
内祝いの品物と同梱するなら毛筆でも一向に構わないですが、郵送する場合は油性の筆記具でしっかりと住所が読み取れるように書くのがマナーです。
縦型の長方形の二重の和封筒に縦書きで丁寧に楷書で書きます。
宛名の氏名は中央にハッキリと住所よりも大きめの字で書きましょう。
出産祝いで友人数人の連名で贈られた場合は、一人ひとりにお返しをすることになります。
夫婦連名で贈られたときは、内祝いの宛名も連名で返すのがマナーです。
封筒にも、ご主人のフルネームを大きく中心に、その横に奥様の名前を書きます。
家族の連名で書く場合は、世帯主となる上位者から順に書くようにします。
封筒の裏面は、必ず差出人である自宅の住所と自分の氏名を書きます。
出産祝いをいただいたときの宛名が、夫婦の連名になっていた場合は、差出人名も夫婦二人分書きましょう。

内祝いにお礼状を添えるなら適切な封筒を選ぼう

出産の内祝いを贈るときは返礼の品物だけを送りつけるのではなく、心のこもったお礼状を添えるのがマナーです。
便箋や封筒も普段遣いのカジュアルなものは避け、内祝いに相応しい適切なものを選び、マナーを守った書き方や送り方をしましょう。
特に目上の人には失礼にならないよう、お礼状や品物を贈るタイミングに気をつける必要があります。
基本的なマナーをしっかり把握して、感謝の気持ちがまっすぐ伝わる内祝いを贈りましょう。