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職場や上司に贈る内祝いでものしをかけないのは問題なし?

内祝い

職場の上司や仲間、親しい友達などから結婚祝いや出産祝いを受け取ると、返礼品を贈るのがマナーです。 ただ、内祝いの場合には熨斗(のし)が必要なのか気になりますよね。 のしがなしでも問題はないか、知りたい人もいるでしょう。 マナー違反にならないためにも、内祝いののしについて正しく知っておくことが大切です。 そこで、内祝いを贈るときののしについて、かけ方やマナーなどを詳しく紹介します。
最終更新日:2023年9月4日

出産内祝い
 
 

内祝いにかけるのし紙とは

のしは、贈り物にそえる飾りであり、長寿や繁栄を意味する縁起物として使われています。
古くは、紙ではなく薄く伸ばしたアワビを干したものが使われていました。
それを「のしあわび」と呼んだことが、のしの由来とされています。
時代の移り変わりとともに、のしも簡略化されるようになり、のしと水引が印刷されたのし袋や短冊のし、のし紙が使われるようになりました。
贈り物をする際には、水引とのしの入ったのし紙をかけるのが一般的であり、内祝いでも、のし紙が広く使われています。
水引とは、贈り物にかけられた包み紙を結ぶ紐です。
水引の色や本数、結び方は目的によって異なります。
目的に適していない水引を選んでしまうと失礼にあたることから、水引の選び方には十分な注意が必要です。

慶事には紅白や赤金の水引が使われます。
白黒や黄白、青白、銀は弔事に使用する水引ですので気をつけましょう。
水引は濃い色が右、薄い色が左に来るように結ばれます。
慶事に使われる水引は、結び切りや蝶結びが多いでしょう。
結び切りには、二度とあってはならないや、一度きりという意味があるため、結婚式の引出物や結婚祝い、結婚内祝いなどの婚礼関係や、退院祝いや全快祝いなどに使用します。
婚礼関係の水引が10本である理由は、夫婦は二人で一つという意味で5本を2つに合わせたものを一組とするためです。
一方、季節の挨拶であるお中元やお歳暮、出産の内祝い、引越しや新築、初節句などの子供の成長に伴う慶事などでは、ほどいても何度でも結べる蝶結び(花結び)を使用します。
結婚式の引き出物の場合は、のし上に「寿」、のし下には両家の苗字のみを書きます。
内祝いの場合、のしの上段には「内祝い」と記し、下段に贈り主の名前を記入します。
結婚内祝いの場合には、新姓の苗字のみで問題はありません。
職場や友人への内祝いは旧姓の方が良いという人もいるかもしれませんが、旧姓は「通称」になるため、のし下には新姓の苗字のみか、夫婦の名前のみを書きます。
ただし、出産内祝いでは子供の名前を書き入れるのがマナーです。
これには、赤ちゃんの名前のお披露目という意味も込められています。
読み方が難しい場合や、複数の読み方がある場合はふりがなを振りましょう。

のしがなくても問題はないの?

のしはお祝い事の贈り物に使われます。
しかし、お祝い事の贈り物であっても、のしなしで問題のない場合もあるのです。
先ほども説明した通り、古くはアワビを干したものを、のしの代わりとして使用していました。
干したアワビが使われていた理由は、祝い事の贈り物としてアワビが重宝されていたからです。
そのため、内祝いにアワビを贈りたいという人もいるでしょう。
そういった場合には、のしなしでも問題ありません。
なぜなら、お祝いの印は二重に行わないことが基本とされているからです。
また、アワビを干したものは生ものの象徴でもあります。
アワビを干したものを包装の右肩に貼ることで、生ものを添えていることを意味していました。
鰹節や鮮魚といった生鮮品を内祝いとして贈る際にも、贈り物自体が生ものであるため、この場合ものし無しで良いでしょう。
また、仏前へのお供え物の場合にも、のしは付けません。
なぜなら仏前へは生もののお供えはタブーとされているからです。
そのほかにも、アワビは古くから神様へのお供え物とされてきたため、仏前へのお供え物としてそぐわないとされています。

のしのかけ方のマナーを知ろう!

のしは選び方だけでなく、掛け方にもマナーがあります。
まず、のしのかけ方には2種類あるのが特徴です。
贈り物にのし紙をかけ、その上から包装紙で包む方法(包装紙の内側)は「内のし」と呼ばれます。
内祝いでは内のしが選ばれることが多いでしょう。
なぜなら、内のしの場合には、表書きが包装紙で隠れ、控えめな印象を与えるからです。
内祝いは、自分に慶事があったときに幸せをおすそ分けする目的で贈ります。
結婚や出産だけでなく、新築や病気が快復したときに贈るのが内祝いとされているのです。
控えめに喜びをおすそ分けするという意味から、内祝いでは、内のしが好まれます。
それだけでなく、郵便で内祝いを贈る際には、配達中に包装紙が破けてものし紙が破れないようにといった配慮で、内のしが選ばれることも多いでしょう。
内のしは、礼儀だけでなく実用的な面も持ち合わせています。

一方で、贈り物を包装紙で包み、その上からのし紙をかける方法(包装紙の外側)は「外のし」です。
手渡しで直接内祝いを渡す場合には、一般的に外のしが選ばれることが多いでしょう。
その理由には、贈られた相手にとって一目で用途がわかることが挙げられます。
贈り物のラッピングを開けることなく内祝いであるとわかるため、贈られた相手もその場でお礼が伝えやすいのがメリットです。
そういった気配りから、手渡しの場合には外のしが選ばれています。

また、外のしであると、贈り物の目的が強調しやすいのもポイントです。
そのため、開店のお知らせや選挙の陣中見舞いなどに使われることも多いでしょう。
名前を広めることや多くの人に渡す贈り物には外のしが好まれています。
そのほかにも、外のしか内のしかの違いは、住んでいる地域によっても異なりますので注意が必要です。
例を挙げると、群馬県では持ち帰る贈り物の多くに外のしが選ばれています。
群馬県には、いただいたものを床の間に飾るという風習があるからです。

内祝いののしの種類、掛け方など、以下の記事で詳しく説明しています。

内祝いののしにはどんな種類があるの?基本的なマナーを知ろう

 

のしに関する注意点

のしの表書きを書く際には、いくつかの注意点があります。
まず、のしの表書きは毛筆で書くのがマナーです。
筆ペンでも問題はありませんが、万年筆やボールペンを使用すると失礼にあたりますので気をつけます。
また、楷書で書くのが一般的であり、誰にでも読みやすく、わかりやすい文字で丁寧に書くのがいいでしょう。
文字は水引やのしにかからないよう注意する必要もあります。
水引の上段に書くのは表書きです。
出産や結婚の内祝いの場合には、上段に「内祝い」と書き、下段には贈り主の名前を書き入れます。

下段に書く名前の大きさや、連名の場合などの書き方は、気になるポイントですよね。
下段に書く名前は、表書きよりもやや小さめに書くのがいいでしょう。
結婚の内祝いを夫婦から贈る場合には、代表して夫の名字を書きます。
夫婦の名前を連名にしたいときには、中央に夫の氏名を書き、妻の名前は夫の名前の左側に書きましょう。
夫婦別姓の場合は、妻の名前もフルネームで書いても問題ありません。
連名の場合に気をつけたいのは、名前の順番です。
夫婦の場合には夫が右側、妻が左側に来るのが一般的です。
しかし、役職や年齢が異なる人同士が一緒に贈り物をする場合には、書く順番に気を付けなければなりません。

役職や年齢が上位の人を中央に書き、左へ順に連ねるのがマナーです。
地位や年齢順に右から左に記入しましょう。
友人同士など、役職や年齢に関係ない場合には、右から五十音順にすると問題が起こりにくくなります。
ただし、連名にするのは3名くらいに留めておくのがベターです。
4名以上の場合には、代表者の氏名のみを中央に書き、その左側に「外一同」と書き添えておきましょう。
全員の名前は別紙に書いて中包みに同封します。
贈る人の名前とあわせて会社名や役職を記入する場合には、真ん中に書いた名前の右上に、少し小さめに書くのがいいでしょう。
出産内祝いの場合で、命名札をつけるときでも、のしの下段には子供の名前を書きましょう。また双子の場合は、長男や長女を右側に、次男や次女を左側に書きましょう。

用途別ののしの書き方や水引の使い分けについて、以下で詳しく説明しています。

のしの書き方、水引について

 

 
 

内祝いを贈る際に知っておきたいポイント

内祝いを贈る際には、必ずお礼状を添えるようにしましょう。
内祝いは、出産祝いなどを受け取った御礼のあいさつとして行います。
品物はあいさつに沿える気持ちですので、品物だけを贈り、お礼状をつけないというのは失礼にあたるでしょう。
正式なお礼状でなくても問題はありません。
メッセージカードでもお礼の気持ちは十分に伝わります。
どれだけ親しい相手であっても、感謝の気持ちを込め、お礼状を添えておくのがマナーです。
内祝いは、お祝いのお返しだと考える人もみられます。
しかしながら、先ほども説明した通り、内祝いは、幸せがあったことのおすそ分けです。
そのため、お礼状にお返しという言葉を使ってはマナー違反にあたります。

また、内祝いでは、相手のお祝いよりも高価なものを贈らないように気をつけましょう。
感謝の気持ちを伝えるために、高価なものを選ぶと、逆に失礼だと感じさせてしまうことがあります。
一方で、もらったお祝いの3分の1以下の価格の品を贈った場合にも失礼だと感じさせてしまうことがあるでしょう。
内祝いの予算の目安は非常に難しいとはいえますが、もらったお祝いの3分の1~2分の1程度の価格を目安に選びます。

出産後は慌ただしいことから、すぐに内祝いを準備できないこともありますよね。
しかし、出産内祝いの場合にはお祝いを受け取ってから1カ月以内に贈るのがマナーです。
お祝いを贈ったのも忘れたころに内祝いが届くと、忘れていたのではないかと感じさせてしまいます。
お祝いを受け取った際には、贈り主と日付、品名、金額、宛名、住所などを書き出し、贈り忘れがないように注意しましょう。
もし、忘れてしまった場合には、電話をかけてお礼が遅くなったことを十分に詫び、速やかに用意するのがマナーです。

内祝いは、お祝いを受け取ってから1カ月以内であればいつでも贈っていいというわけではありません。
内祝いを配送する相手であっても、電話などであらかじめ都合を聞いておくのがいいでしょう。
仕事などで留守がちの人の場合には、再配達などの手続きをしてもらうことになり、必要のない手間をかけてしまいます。
そうならないためにも、相手の都合を前もって確認しておくことが大切です。
そのほかにも、喪中の人に内祝いを贈ってもいいかは気になるところですよね。
喪中の人に内祝いを贈るのは時期が重要なポイントです。
基本的には喪中の人であっても内祝いは贈れます。
しかし、四十九日が過ぎるまでは「忌中」にあたりますので、贈らないのがベターです。
お祝いを受け取ってから1カ月以内が忌中の場合には、お礼状や感謝の気持ちを書いた手紙だけを先に送り、四十九日が明けた後に改めて内祝いを贈りましょう。

避けた方が良い内祝いとは?

内祝いでは、何を贈っても喜ばれるとは限りません。
内祝いには避けた方がいい品物もありますので、注意が必要です。
まず、内祝いとして、赤ちゃんの名前を刻印した贈り物を選びたい人も多いでしょう。
両親などの身内の場合には、孫の名前が入ったギフトは喜ばれますよね。
その一方で、友人などに名入れの品を贈ると受け取った相手が困ってしまうことがあるのです。
なかでも、日用品に名前を入れるのは避けましょう。
よく使う日用品に自分の子どもではない赤ちゃんの名前が刻まれていると、使い勝手が悪くなります。
デパートや百貨店では、金券や商品券が販売されていますが、これらは目上の人への贈りものにはふさわしくありません。失礼にあたるので注意しましょう。

また、贈り物は相手の都合も考えて選びましょう。
一人暮らしの人には、多すぎる食べ物セットや、趣味の合わない雑貨などは好まれません。
置物などのインテリア雑貨は、好みでない場合には持て余してしまうことも多いでしょう。
どうしても雑貨を贈りたいという場合には、ランチョンマットなどの消耗品を選ぶのも一つの方法です。
そのほか、賞味期限が短い食べ物も避けるのがいいでしょう。
すぐに食べなければならない食品は、先方に迷惑をかけることがあります。
食べ物を贈る場合には賞味期限を確認し、短くても2週間程度の賞味期限があるものを選びましょう。
そうすることで、余裕を持って楽しんでもらえます。

さらに、髪の毛をとかすためのくしも、内祝いとしては避けるのがいいでしょう。
くしには苦しみの「く」と死ぬの「し」が重なっていることから縁起が悪く、人に贈ってはいけないとされています。
目上の人の内祝いとして避けるべき贈り物もあります。
目上の人に対して、靴下や靴は贈らないのがマナーです。
これは、スリッパでも同じであり、履物には踏みつけるという意味があることから、目上の人には失礼とされています。

上司などの場合には仕事で使うからと、ビジネスアイテムを選ぶこともありますよね。
しかし、時計やカバンといった仕事に関するものは目上の人には歓迎されません。
なぜなら、ビジネスアイテムには、勤勉に働くようにといった意味が込められるからです。
上司が部下に贈る場合には問題ありませんが、目上の人には失礼にあたるでしょう。
内祝いでは、受け取ったお祝いの品物と重ならないものを贈るのもマナーとされています。
誰に何をもらったのかをしっかりと確認し、同じものを贈らないよう気を付けることも大切です。

 
 

のしのかけ方に気を付けて内祝いを贈ろう!

内祝いでは、のしのかけ方にいくつかのマナーがあります。
目的に応じてのしのかけ方は異なり、贈り主によって表書きの書き方も変わるのが特徴です。
また、失礼にあたらないよう、内祝いの贈り方や贈り物選びにも気を付ける必要があります。
通販サイトで内祝いを注文する場合は、のしやラッピング、メッセージカードを無料でサービスしてくれるところもあるので、参考にすると良いでしょう。
出産の喜びを気持ちよくおすそ分けするためにも、マナーを守った内祝いを贈りましょう。

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