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兄弟に贈って喜ばれる内祝いがわからない!マナーや選び方のコツは?

出産内祝い

内祝いのマナーを知ろう!

内祝いは現在、お返しと同じような意味で使われることが多いです。
本来の内祝いは出産や結婚などの祝い事があったときに、身内を招いてお祝いの食事会を開いたり、感謝の気持ちを込めて品物を贈ったりすることでした。
お祝いをもらう、もらわないに関わらず、実施されるものだったのです。
しかし、現代では出産などで人からお祝いをもったときのお返しとして品物を贈る行為を指します。

お祝いをもらったら、遅くとも3日以内にはメール、もしくは電話でお礼をいうようにしましょう。
内祝いの金額の相場は、もらったお祝いの半額から3分の1となります。
お祝いを現金としてもらった場合はわかりやすいですが、品物でもらったのであればネットなどで調査する必要がありますね。
お祝いを現金でもらったからといって、こちらも内祝いを現金にするのはあまりよいマナーとはいえないので、控えるようにしましょう。
形に残るような記念品を贈る人が昔はよく見られましたが、現代では減少傾向にあります。
兄弟などフランクな関係であれば、お菓子や食品でも問題ないはずです。

お祝いをもらって1カ月以内には内祝いが届くようにしましょう。
出産するとたくさんの人からお祝いが贈られます。
内祝いをスムーズに行うためには、お祝いをもらった人のリストを漏れなく作ることが大切です。
名前、住所、電話番号はもちろん、もらった品物の金額も明記しておいてくださいね。
ただ品物を贈るだけでなく、内祝いにはお礼状を添えるのも忘れてはいけません。
お礼状の文面は感謝の気持ちが伝わるような、丁寧な内容を心がけるようにしましょう。

のし紙はどうやってかければ良いの?

「のし」とはあわびを薄く延ばした「のしあわび」の意味を持ちます。
あわびといえば、長寿のシンボルともいえる縁起物ですので、のし紙は心のこもった特別な贈り物でした。
ただ、あわびはなかなか手に入らないため、代用の「のし飾り」が主流となっていきます。
現代ではさらにシンプルになり、水引とのしが印刷された紙を「のし紙」と呼び、各種祝い事で活用している状況です。

祝い事によって、水引の結び方は2種類に分かれます。
結婚の内祝いでは結び切りの水引を用いるケースがほとんどです。
結び切りは、1回結んでしまえば、端を引っ張ってもそう簡単にはほどけませんので、強固に結ばれる意味を持ちます。
一生結ばれていますように、という思いがこもっており、婚礼にはぴったりの結び方といえるでしょう。

出産の内祝いの場合には蝶結びの水引を用います。
蝶結びは結び直しが容易です。
つまり、何度あってもうれしい出来事の際に活用する結び方となります。
出産は何度目でも、おめでたいですよね。
同じ理由で、進学でも蝶結びが採用されます。
逆に、婚礼関係で蝶結びの水引を用いてしまうと大変失礼です。
結婚は何度もするものではないため、十分に注意するようにしましょう。

「表書き」のルールについても知っておきましょう。
水引の上側である「のし上」には贈り物の目的を記載し、水引の下側である「のし下」には贈る人の名前を記載します。
水引やのしに文字がはみ出るとみっともないですし、失礼ですので、そのような失敗をしたときは新しく書き直してくださいね。
のし上には結婚の内祝いならば寿、もしくは内祝いと書き、出産の内祝いならば内祝いと書きましょう。

文字は濃い黒インクで太くはっきりとした楷書にすることが大切です。
毛筆や筆ペン、もしなければサインペンなどを使うようにしましょう。
ボールペンや万年筆も黒インクですが、細いタイプが多いので、あまり表書きには向いていません。
失敗したときに消せるからといって、鉛筆を使うのもやめるようにしましょう。

のし下には結婚後の新姓のみを書くか、夫婦の連名を書くことになります。
文字のサイズはのし上に書いた寿や内祝いよりも、やや小さ目になるよう意識してくださいね。
夫婦を連名で書く際にはレイアウトのバランスが大事です。
水引の結び目の下あたりに新姓を書き、その下に夫婦の名前を横並びにさせると、収まりがよいでしょう。
新郎の姓名を真ん中に置いて、その左に新婦の名前を添える形も多いです。

兄弟への内祝いの相場が知りたい!

兄弟に内祝いを贈る際には、その兄弟よりも年上か年下かを考慮するようにしましょう。
兄弟が年上なのであればもらったお祝いの3分の1程度、多くて半額程度の内祝いを用意します。
兄弟が年下の場合はもらったお祝いの半額程度を用意すればよいでしょう。
兄や姉からのお祝いであれば、その好意に甘えて若干内祝いの額が少なめになったとしても不自然ではありません。
逆に、弟や妹からお祝いをもらったら、年上として恥ずかしくない額にした方がよいでしょう。

兄弟への出産内祝いの相場は家庭によって異なりますが、だいたい1~3万円程度になると考えてくださいね。
兄弟同士は親しい間柄ですので、お返しは不要といわれることもよくあるでしょう。
しかし、お祝いをもらったら、お礼状と内祝いを贈るのが礼儀といわれています。
兄弟だからといって、内祝いをないがしろにしていると、常識がないと思われるかもしれません。
今後のよりよい関係のためにも内祝いはきちんとマナーを守っておこなようにしましょう。
もし、どうしても内祝いはいらないといわれたら、食事に誘ったり、なにかプレゼントを贈ったりして、別の形で感謝の思いを伝えたいところですね。

兄弟へ贈ることがタブーとされる内祝い

兄弟へ内祝いを贈る際は定番のものにこだわらなくてもすみます。
他の人とは違い、兄弟は身内ですので、相手が喜ぶものはわかりやすいはずだからです。
気軽に贈り物を選べるでしょう。
ただし、あまりに油断し過ぎて兄弟へ贈るべきでない内祝いをしてしまうケースがときおりあります。
こちらに悪気はなくても、タブーを犯してしまうと印象はよくないですので、しっかりと気をつけたいですよね。

例えば、弔事の香典返しで用いられる日本酒、ハンカチ、緑茶は避けた方が無難でしょう。
兄弟であれば笑ってすませてくれるかもしれませんが、本来であれば有り得ないといっても過言ではない内祝いです。
また、兄弟が料理好きであれば、包丁などの刃物を内祝いに買いたくなるかもしれませんが、これもあまりよくないでしょう。
刃物は縁を切る意味をもつといわれているため、内祝いにはふさわしくありません。
兄弟はもしかするとそこまで深くは考えないかもしれませんが、縁起が悪いものであることを知っておきましょう。

趣味趣向に偏った置物など、その兄弟が好きなものをピンポイントで贈るのも、兄弟が既婚者であれば、やめておくべきです。
自分たち兄弟の間では好ましい品物であっても、配偶者の人が喜ぶとは限りません。
既婚者に向けての内祝いは、配偶者のことも考慮した品物を選ぶのが大きなポイントなのです。

兄弟へ贈ることが望ましい内祝いとは?

兄弟へ贈ると喜ばれやすい内祝いをここでは何点か紹介していきましょう。
まず、体重米などの名入れギフトです。
お米の重さを生まれた赤ちゃんの体重に合わせ、顔写真、名前、生年月日などを入れることができます。
お米を抱えれば、生まれた赤ちゃんの重さを実感できるので、とても好評です。
お米をもらって困る家庭はほとんどありません。
また、お米を食べたあとも写真は置いておけますので、思い出品としての価値も期待できます。

赤ちゃんの名入れグッズはお米だけではありません。
スイーツに名前を入れられる商品もあります。
スイーツのパッケージに名前を入れるのもなかなか洒落た演出といえます。
果物専門店が販売している名入れフルーツタルトセットは味も抜群と評判です。

相手に何をあげればよいのか、今一つわからないときはカタログギフトがおすすめです。
兄弟の趣味はわかっても、配偶者の趣味まではわからない人は多いでしょう。
カタログギフトであれば、幅広いラインナップから好きなものを選べるので相手をがっかりさせることがありません。
できるだけ商品数の多いオールマイティカタログにしておけば、選ぶ楽しみを存分に堪能することができるでしょう。

兄弟が甘いもの好きならスイーツセットを内祝いにするのもよいアイディアです。
特に小さい子どもがいる家庭ではとても喜ばれます。
兄弟が既婚者で子持ちであるなら、スイーツセットを検討してみましょう。
高級感のあるスイーツなら配偶者に対する評価も悪くないはずです。
スイーツといえば、華やかなイチゴのケーキや濃厚なチョコレートケーキなどが定番でしょう。
少し奮発するなら、人気パティシエがプロデュースした特製スイーツを注文してみてもよいです。

バスタオルセットは内祝い人気ランキングの上位に入ります。
タオルは何枚あっても、困る場面は少ないでしょう。
しかし普通のタオルだと、日用品過ぎてプレゼントとしての魅力が足りないかもしれないので、内祝いのタオルは高級品を選ぶべきです。
高級タオルのふんわり感は普通のタオルとは大違いですよね。
高級タオルであれば普段使いのときだけでなく、来客があったときも重宝します。
毎日のバスタイムが楽しくなるようなタオルを兄弟にプレゼントしましょう。

コーヒーや紅茶などのドリンクギフトは、よい意味で無難な内祝いです。
しかし、コーヒーや紅茶をまったく飲まない人もなかにはいるかもしれませんので、事前に確認はしておいた方がよいでしょう。
小さい子どものいる家庭からするとバリエーション豊かなソフトドリンクセットやディズニーがプリントされたジュースセットの方が有り難いかもしれません。
少し高級感を出したいのであれば、原料や素材にこだわったものを選ぶのも手です。
健康志向な兄弟なら野菜ジュースの詰め合わせも喜ばれるでしょう。

肩肘を張らず、ちょっとフランクな内祝いをしたいのであれば、下着、靴下セットも面白いかもしれません。
ただし、これは男の兄弟に対してのさっぱりした贈り物といえるでしょう。
上質素材のものを選べば、ストレスなく着こなせるので、もらう側としてはうれしいはずです。
ほどよくフィットする大きさを選ぶべきなので、サイズは必ず事前に確認しておきましょう。
スタイリッシュなボクサーパンツで見えないオシャレを楽しんでもらえるといいですよね。

最後に紹介するのは毛布や枕などの安眠グッズです。
働き盛りで日々忙しい生活をおくっている兄弟にはぴったりの内祝いといえます。
寝心地のよい枕や毛布をセットでプレゼントしましょう。
兄弟にはいつまでも健康でいて欲しいですよね。
相手への気遣いがひしひしと伝わる贈り物といえるでしょう。

生まれた重さのお米 俵入
6,480円(税込)

結婚式では兄弟へ内祝いを贈る?

もし、兄弟が結婚式に参加しているのであれば、内祝いが必要でなくなるケースが多いです。
引出物が内祝いの代わりになりますので、内祝いを準備する必要はありません。
兄弟が結婚式に参加せず、お祝いだけもらった場合は一般的に考えると内祝いを贈る必要があります。
兄弟が複数いるのであれば、それぞれに差がでないようにしましょう。
例えば長男だけが結婚式に不参加で、次男が結婚式に参加した際、長男だけに内祝いを返しますが、その金額が次男の引出物代や食事代よりも高くならないように気をつけましょう。
両者のバランスを取ることが重要です。

ただし、お祝いの贈り物についてのルールは家族や親族間で異なることがあります。
お祝いの贈り物をするときには両親に相談したほうがよいでしょう。
家族ルールによっては、お互いの負担を回避するために、初めからお祝いの贈り物はしないことに決めているパターンがあります。
また、お祝いは贈るが、お返しはしない、というルールを定めている場合もあるでしょう。
世間一般からすると、失礼にあたる行為でも家族間で問題がなければ、それが一番です。
自分が善意で行った行動が家族ルールに反していた、ということがないように注意しましょう。

マナーを守って兄弟へ内祝いを贈ろう

兄弟に内祝いを贈る場合でも、マナーは大切です。
親しき中にも礼儀ありの精神を踏まえたうえで、兄弟が喜ぶような内祝いを贈るようにしましょう。
兄弟が既婚者であれば、配偶者や子どもが喜ぶかどうかも考慮して贈るものを決めなくてはなりません。
また、兄弟など親族間の内祝いは家族ルールが存在することがほとんどですので、もし把握できていなければ、両親に確認するようにしましょう。

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