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年配者への内祝いは何を送るべき?迷ったときの選び方と贈り方
2019/07/31

出産や初節句、進学といった子どもの成長に伴うお祝いごとには「内祝い」を贈るのが一般的です。親や親戚、会社の上司など、日頃お世話になっている親しい人には年配者も多く、高額なお祝いをもらうことも珍しくありません。そんなとき、どのような内祝いを選べばいいのか迷うこともあるのではないでしょうか。ここでは、年配者へ贈る内祝いの選び方や金額の目安、贈り方のマナーについて解説していきます。

目次

そもそもお返しではなくなぜ内祝いなのか?

内祝いとは文字通り「身内の祝い」を意味するもので、家庭内でおめでたいことや喜ばしい出来事があったときに、親しい人に贈り物という形でお知らせし、幸せを分かち合う習慣です。
「わが家でおめでたいことがあったので、その幸せをお祝いの品に込めておすそ分けします」という気持ちの表れでもあります。

出産や結婚などの慶事、子どもの進学、病気の快復、功績による受勲なども内祝いの対象になります。
贈る相手は、親や親戚をはじめ、親交の深い人や普段お世話になっている人も含まれることがあるでしょう。
内祝いの本来の意味は、周囲から先にお祝いをもらった、もらっていないに関わらず、自主的に贈り物をすることが一般的でした。
そのため内祝いは、「何かのお返し」とは異なる風習だったのです。

しかし現代では考え方が多様化し、内祝いは先にお祝いをもらった人へのお返しというスタイルに様変わりしつつあります。
もちろん本来の風習のように自主的に贈っても問題はないのですが、現代のスタイルと異なるため相手に違和感を抱かれるかもしれません。
本来の内祝いの意味を知らない人なら、「こちらからお祝いを渡していないのに内祝いが届いた」と困惑されることもあるでしょう。
相手によっては「お祝いを催促されているのかな」と気を遣わせてしまうことにもなりかねません。

おめでたいことなのに、内祝いの贈り方ひとつで親しい人との関係をこじらせてしまっては本末転倒です。
基本的には、現代のスタイルに準じてお祝いをもらった人にお返しとして贈る方が無難といえるでしょう。
ただし、地域によっては内祝いの解釈が異なり、自主的に贈る本来の風習が残っていることも珍しくありません。
喜ばしいことをストレスなく喜んでもらうためにも、内祝いの贈り方については、配偶者の両親や周囲の年配者にきちんと確認することが大切です。

相場やのし紙は?内祝いを贈る際の基本的なマナー

内祝いの相場は「半返し」が基本とされており、もらったお祝いに対して半額相当の品をお返しするのが主流です。
ただし相手によっては、律儀に半返しすると逆に気遣いされることもあるため、3分の1程度を目安にしてもかまいません。
お祝いは現金でもらうこともありますが、価格がわからない品物の場合は、おおよその相場をネットなどで調べるとお返しする金額の目安がつかみやすいでしょう。

グループから連名でお祝いされた場合は、もらった品物の相場をグループの頭数で割り、その金額の半分を目安にした品を一人ずつ渡します。
これもかえって気を遣わせることになるようなら、グループみんなでおすそ分けできるお菓子やドリンクセットなどもいいでしょう。

内祝いの品物には、水引とのしが付いた「のし紙」をかけるのが基本的なマナーです。
出産内祝いの水引は、紅白の蝶結びが一般的で、結び目がほどけやすく結び直しやすいことから、祝いごとが繰り返えせるようにという意味があります。
一方、結婚内祝いで選ばれる水引は、繰り返し行うものではないという意味から、固く結ばれ、ほどけない結び切りのタイプです。

のし紙の表書きとして、水引の上に「出産内祝い」「初節句内祝い」「結婚内祝い」など内祝いの種類を入れ、水引の下には差出人の名前を入れます。
出産内祝いの場合は、生まれた赤ちゃんの名前だけを記し、お披露目の意味を込めて名前の横にはふりがなを振ります。
双子の赤ちゃんなら、兄もしくは姉を右側に、弟もしくは妹を左側に並べて二人分の名前を記しましょう。
出産した母親の名前や父親の名前、苗字なども差出人として記す必要はありません。

内祝いはお返しの意味がスタンダードになっていますが、「お返し」という言葉自体は失礼にあたるため、お礼状を添えるときにも用いないように注意しましょう。

知らないと失礼?年配者への内祝いのマナーとは?

両親や伯叔父母からもらう出産祝いや初節句、入学祝いなどは高額な場合が多いですよね。
身内として、初孫やひ孫ができたときの喜びや健やかな成長を願う愛情の深さが、高価なお祝いという形に表れてしまうものなのでしょう。
とりわけ高価な出産祝いには、その家系の年長者が新しい家族の支度を整え、今後の生活を支援するという意味合いもあるようです。

近しい親戚や会社の上司など、年配者や目上の人からもらうお祝いも高額であることが珍しくありません。
普段お世話になっている上に、思いのほか高価なものをもらったからといって、その金額と同等もしくはそれを上回るお返しはマナーとして逆に失礼にあたります。
なぜなら、お祝いという行為そのものをそのままお返しするようにも捉えられかねないからです。

では、どの程度の相場を目安にしてお返しを選ぶべきなのでしょうか。
内祝いは半返しが相場にはなっていますが、高価なお祝いをもらった場合、実は半額~3分の1にこだわる必要はないのです。
相場はあくまで目安で、相手との関係性によっても変わってきますし、むしろ相手に喜んでもらえるものを考えて選ぶことがポイントになります。

同時に感謝の気持ちを別の形で伝えることも大切です。
例えば、遠方の人からお祝いが届いたら、間を空けずにお礼の電話を入れるようにしましょう。
現金でもらった場合は、育児に使う品物を購入できるのでとてもありがたいと伝えれば、相手に喜ばれるはずです。
目上の人からのお祝いは、快く甘えることが感謝のしるしになります。

年配者へ内祝いを渡すタイミングはいつがいい?

出産内祝いは、赤ちゃんが生まれて1カ月後のお宮参りの時期に渡すのが一般的です。
お宮参りのあとでお祝いをもらった場合でも、もらってからやはり1カ月以内を目処に内祝いを渡すようにしましょう。
とはいえ産後は何かとあわただしく、子育て中はあっという間に時間が過ぎるものです。
産後の体調回復にも個人差があり、予定通りにいかないこともあるため、内祝いは早めに準備しておくことが肝心です。

もし渡すタイミングを逃して遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を添えるなど丁寧な対応を心がけましょう。
出産と相手先の弔事がかぶってしまったときは弔事を優先するのが礼儀で、内祝いのタイミングを遅らせるなどの配慮が必要です。

一方、入園や入学内祝いのタイミングは1週間~1カ月以内が目安となります。
入学祝いは入学式前までに贈られてくるのが通例なので、意外に早めに届くことがあるかもしれません。
ですが、内祝いを渡すタイミングは「入学式が終わってから」というのが一般的です。
そのため、入学祝いが届いたら内祝いを渡す前でも、できるだけ早めに礼状か電話で感謝の気持ちを子どもと一緒に伝えることが大事です。
わが子の成長を温かく見守ってくれる相手に対しては、誠意をもってお応えするようにしましょう。

内祝いの渡し方は、両親や近しい親戚、日頃お世話になっている年配者の場合、遠方でない限り直接自宅にうかがうのがマナーです。
出産や入学の際は、子どもと一緒に訪問すると喜ばれます。
友人や知人など、都合がつきにくい場合や遠方でなかなか会えない場合は、郵送や宅配などを利用しても失礼にはあたりません。
その際、子どもの様子や近況などを記した礼状を品物に添えるといいでしょう。

両親や年配の親族に喜ばれる内祝いのギフトとは?

両親や伯叔父母など年配者への内祝いは、どんなギフトが喜ばれるのか思案することがあるかもしれません。
年配者とはいえ世代によって嗜好はさまざまで、好みにも個人差があるでしょう。
親族ならあらかじめ趣味や好みをチェックしておき、相手の家族構成や年齢も考慮した上で嗜好に沿ったものを選ぶことがポイントです。

好みがわからないときは、使いやすくてシンプルな品物が無難で受け入れられやすいでしょう。
コーヒーや和菓子などいわゆる「消えもの」も、内祝いのギフトとしては失敗が少ないです。
出産内祝いの定番では、品物に名入れができるギフトが人気で、スイーツや調味料、お酒、食器、タオルなど、種類も豊富で選びやすくなっています。
スイーツそのものに名前を入れると印象に残りやすく、お皿に名入れすることで他にはない素敵なオリジナルギフトになるでしょう。

赤ちゃんと同じ重さのお米を贈る出生体重米も、ユニークなギフトとして人気です。
米袋を抱きかかえると赤ちゃんの重みを実感でき、お米なら親類先の家族みんなで食べてもらえるので、迷ったときに重宝するギフトになります。
年配者の場合、生活に必要な日用品などはすでに充実していることもあるため、自由に選べるカタログギフトがおすすめです。
こちらであれこれ悩む必要もなく、相手にも自分で選ぶ楽しさを味わってもらえるでしょう。

両親や伯叔父母の嗜好ならおおよその見当がつきそうですが、しばらく会わないうちに生活習慣や好みが変わっているかもしれません。
出産内祝いや入学内祝いなどを身内に贈る場合は、品物にこだわるよりも子どもの写真や成長記録などの動画を添えると喜ばれます。
写真入りのメッセージカードやフォトブックなども添えて、子どもと関わりのある心配りも大切です。

便利な家電品を選ぶと喜ばれる場合もある

年配者や高齢者には、家事が楽になる便利な家電品や、趣味が楽しめる家電グッズなどが喜ばれる傾向にあります。
自分ではなかなか買わないけれど、もらったらうれしい家電を選ぶのもポイントの一つです。

年を重ねると健康に意識を向ける人が多くなり、普段の暮らしの中で換気や乾燥を気にする高齢者は少なくありません。
その点、室内の空気を清潔に保つ空気清浄器や加湿器は、健康を気遣う家電として内祝いの品にぴったりでしょう。
ノドや肌を乾燥から守り、風邪のウイルスや花粉も抑え、部屋のインテリアにもなるおしゃれな加湿器なら、なおさら喜ばれるかもしれませんね。

軽量で使いやすい電気ケトルも、家事が便利になるアイテムとしておすすめです。
お湯を沸かすのも簡単で速く、高齢者の家事の負担を減らしてくれるため、もらってうれしい家電の一つといえるでしょう。

お料理が趣味という人には、調理の幅が広がるホットプレートをおすすめします。
最近のホットプレートは、1台あればプレートを変更して様々なお料理が楽しめます。
使い勝手が良くて生活を豊かにしてくれるような家電品が喜ばれるでしょう。

ティファール
電気ケトル パフォーマ 0.8L
2,970円(税込)

電気ケトルのメーカー別販売シェアで13年連続No.1のティファール。
そのティファールから新たにWEB限定の電気ケトル「パフォーマ」が登場しました。
いつでもすぐに使えるように、無駄を一切省いた軽さとシンプルな機能、スタイリッシュなデザインが魅力です。
そして一杯分のお湯ならたった62秒で沸騰するパワフルさも兼務。
至福の時間をもたらす一杯のコーヒーが1分で完成です。

上司などお世話になった目上の人への内祝いギフトは?

会社の上司やお世話になった目上の人には、どのような内祝いギフトがふさわしいのでしょうか。
相手が既婚者の場合は、家族にもおすそ分けできるグルメやドリンクなどの「消えもの」でも問題ありません。
老舗のお菓子や人気のスイーツなど、ちょっと話題性があるものなら家族みんなで楽しんでもらえるでしょう。

食材や洗剤など普段利用するようなものを選ぶ場合は、百貨店や有名ブランドの品物が印象も良く、歓迎されやすくなります。
ただ、無理をして値段が張るようなものでなくても、感謝のメッセージを添えて気持ちをきちんと伝えることが大切です。

独身者の場合は、一人暮らしで使えるような日用品や生活雑貨、食材なども喜ばれます。
しかし、独身ゆえに自分の好みや趣味がライフスタイルに反映されやすいため、その人の志向から外れたものを贈ってしまうと印象が良くないかもしれません。
モノにこだわりのある人なら、好みや趣味の情報をできるだけキャッチし、それらにちなんだものを選ぶといいでしょう。

会社の上司の場合、内祝いギフトの選び方で注意しなければいけないマナーがあります。
タブーとされている贈り物は、仕事に関係するネガティブな意味を持つアイテムです。
筆記用具は「もっと働いて」、ベルトは「腹をくくって仕事を」といった意味で捉えられてしまいます。
年配の上司なら祝いごとのマナーを知っている人も多いはずなので、不適切なものを贈らないように気をつけましょう。

年配者への内祝いは相手の嗜好に合わせて上手に選ぼう

内祝いの相場は、もらったお祝いに対して半額~3分の1程度を目安にすることが一般的です。
けれども年配者への内祝いは、金額にこだわるよりも相手の嗜好に合わせたものや生活を豊かにするものなど、上手に選ぶ気配りがポイントになります。
選び方や贈り方には気をつけるべきマナーもありますが、なによりも感謝の気持ちを忘れないことが大切なマナーといえるでしょう。