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身内へ内祝いを贈るときはどうすれば良い?最低限のマナーを身に付けよう
2019/08/29

これから身内へ内祝いを贈ろうと考えている人の中には、贈る際のマナーが知りたい人も大勢いるのではないでしょうか。親しき中にも礼儀ありということわざもあるように、たとえ身内であっても最低限のマナーは押さえておきたいものです。この記事では、身内へ内祝いを贈る際のマナーについて、注意したいことなども踏まえながら紹介していきます。

目次

身内から内祝いは不要といわれたらどうする?

基本的には、内祝いとはその名の通り、身内で起こったお祝いごとや喜ばしいことを、分かち合ったりお裾分けしたりすることを指します。
そのため、広くお返しという意味合いでも使われることも多いですが、お祝いを頂いていない人でも内祝いを渡す場合もなくはありません。
もちろんそれは、親族などの身内に対してもいえることです。

ただし、もちろん内祝いはいらないといわれることもあるでしょう。
特に、家庭や地域ごとのルールが決まっているケースもあります。
いらないといわれているのに、無理やり渡すのは好まれることではありません。
無理やり渡してしまうことで、気を遣わせてしまうこともあります。
その際には、内祝いは贈らないことがかえってスマートに済むでしょう。

それでも何かを贈りたいという場合は、たとえば、お礼状などを贈ることで感謝の気持ちを伝えることができます。
もしくは、家に招待してパーティーを開くなどで気持ちのお裾分けをしてもいいでしょう。
記念として形に残るものが基本という考えもありますが、家に招待したり、お菓子の詰め合わせなどを贈ったりすることも増えています。
特に子どもが生まれた際の出産内祝いには、自宅に招くことで子どものお披露目の意味も含めることができます。

また、高額のお祝いを頂いた場合の内祝いをどうすればいいか迷う人もいるでしょう。
まず、もっとも大切なことは、内祝いはお祝いのお裾分けであるというもともとの意味を理解することです。
そのうえで、自分たちが返せる範囲で内祝いを贈ることを意識しましょう。
特に、身内に贈る内祝いは、高価過ぎるものはかえって気を遣わせてしまう場合もあります。
あくまで感謝の気持ちやお祝い事のお裾分けであることを踏まえたうえで、内祝いを贈ることが大切です。

身内への内祝いの相場

内祝いは、頂いたお祝いの半額~3分の1にすることが、基本的な相場といって間違いではありません。
ただし、たとえば結婚や出産をした場合などは、予想以上に多くの人からお祝いを頂くこともあります。
関係性などから、大体の予算感を決めておくことも大切です。
出産の内祝いであれば、両親は1~3万円・兄弟であれば3000~1万円・会社関係は500~5000円・友人は1000~5000円ほどが一般的な相場といわれています。
また、金額は相手に頂いたお祝いを超えないということも大切です。

また、お金の代わりにものでお祝いを頂くことも少なくないでしょう。
その場合には、市場相場をおおよそにでも見当をつけて、無理のない範囲で内祝いを贈るようにします。
特に、高価なお祝いを頂くことも、なきにしもあらずです。
その場合には、半分の金額でのお返しにこだわらず、気持ちを伝える工夫をしましょう。
たとえば、両親からの出産祝いは、もしものときのための援助の意味合いも込めて、高額なお祝いを頂くこともあります。
家具や節句用品を頂くこともあるでしょう。
その場合、生まれた子どもの写真を入れた写真立てなどと一緒にギフトブックなどを贈ると、より相手に気持ちを込めたことが伝わりやすくなります。

連名で頂くことも、ないとはいい切れません。
内祝いは、基本的に1人ずつお返しします。
その場合は、頂いた金額を人数で割って、それを半返しするのが一般的です。
その際、たとえば半返しの額が中途半端な額になってしまった場合には、失礼にならない程度の額で上乗せしたり、相応の品を贈ったりすると、よりスマートに思いを伝えられます。
内祝いには相場はある程度ありますが、相場を意識するよりも、気持ちを伝えることが大切です。
関係性や今後の付き合いを考慮したうえで、内祝いの内容を決めるようにしましょう。

身内へ贈る際の内祝いのマナー

お祝いで現金を頂いた場合には、お返しは現金にしないなど、内祝いを贈る際にはいくつかのマナーが存在します。
マナーを知ることで、より相手に配慮した気遣いのある内祝いを贈ることが可能です。
現金で頂いた場合には、内祝いには商品券やギフトカードを贈ることも1つの手です。
ただし、それ自体は失礼ではありませんが、金額が相手にはっきり分かってしまうので、気になる場合は違う方法を考えましょう。
たとえば、相手の好みが分かっていれば、趣味に合いそうなカタログギフトを贈るなどもいいでしょう。
金額をぼかすことも可能でかつ、相手のことを考えている気持ちが伝わります。
もし相手の好みが分からない場合は、聞いてみてしまった方がかえって良いこともあります。
気を遣わせてしまう可能性もありますが、趣味に合わない雑貨や小物が、一番もらって困るという調査結果もあるほどです。

また、贈る時期もある程度のマナーがあります。
たとえば出産の内祝いの場合は、出産後1カ月経ったお宮参りのあとにすぐ贈ることが大切です。
出産の内祝いは、表書きに生まれた子どもの名前のみをのし紙に記載して贈ることが基本です。
そのため、内祝いを贈ることは、正式な命名披露にもつながります。
遅くとも、生後2カ月以内には贈ることがマナーとされています。
出産内祝いに限らずとも、結婚内祝いや、新築内祝いなど、どの場合でも1カ月以内には贈るようにしましょう。
ただし、相手の状況次第では、その限りではありません。
たとえば相手が喪中の場合は、四十九日をすぎてから贈るのがマナーとされています。
贈ること自体は問題ありません。
ただ、その内容には心配りをすることが大切です。
お金を贈る場合は、のしには通常、内祝いや寿と書きますが、この場合は御礼と書くのが一般的です。
水引も気になるようであれば、外してしまっても問題ありません。

贈り方にもマナーや心遣いを意識することが大切といえます。
のし紙や包装することはもちろんですが、メッセージカードやあいさつ状があれば、なお丁寧です。
相手に、何の贈りものかと思われてしまっては、せっかくの思いも伝わりません。
たとえ身内に対する内祝いであっても、感謝の気持ちを伝えるという意味でも、しっかりと贈りものとしての作法は意識しましょう。
そのうえで、たとえばメッセージカードに新居の状況を伝えたり、生まれてきた赤ちゃんの様子を伝えたりして、パーソナルな情報を伝えると、より好感がもてる内祝いといえます。

身内へ内祝いを贈るときに注意したいこと

たとえば出産などは、生まれてきた赤ちゃんが主役です。
そのため、内祝いとする記念品に、子どもの名前を入れる人も珍しくはありません。
ただし、内祝いにあまり目立つように名入れをすることは好ましくないといえるでしょう。
あくまでお祝いのお裾分けや、感謝の気持ちを込めた、相手を思いやったものであるという理解が必要です。
名入れする場合には、イニシャルなどで添えるようにするとスマートな贈りものになります。
裏面や底面などにさりげなく入れるのが相手を考えた配慮です。
ただし、相手のイニシャルなどを入れ込む場合は喜ばれることもあるでしょう。
特に贈る相手が少ない場合、そういった小さなこだわりをしてもいいかもしれません。

また、割れ物は縁起が悪いとされることもあります。
グラスやお皿は、気にする人は気にするので、避けた方が無難といえるでしょう。
また、忌み数字というものもあります。
4や9は悪い言葉を連想する数字として、贈りものには避けられることが多いものです。
金額設定に注意したり、そのような数字が入っているものを選ばないように注意したりしましょう。

身内から喜んでもらえる内祝いとは

内祝いには、喜ばれる代表的なものがいくつかあります。
基本的には、手にとってみたいとは思いつつも、普段自分では買えないものが、より喜ばれる傾向にあります。
たとえば高級感のあるタオルセットや、フレッシュジュースなどの飲み物のギフトセットは、大多数の人にとってむだにはならないものです。
特にジュースなどは、子どもがいる家庭に喜ばれることが多く、失敗する可能性も低いといえます。
ゼリーやカレーなど、子どもの年齢に合わせたものも同様でしょう。
ブランドにこだわったり、相手の好きなメーカーを選んだりして、より気持ちを伝えることも可能です。
ただし、1点気を付けたいのは、アレルギーがあるかどうかには留意しておきましょう。
あらかじめ聞いておくのも配慮の1つです。
せっかく贈ったものが、かえって迷惑にならないようにしましょう。

定番のタオルなどは多くもらっていそうな場合は、洗剤や食べ物など、いわゆる消えものが喜ばれます。
特に年配の人は、定番ものをすでに多くもらっているケースが多いです。
高級米のギフトや上品な和菓子のセットなど、好みのものも喜ばれるでしょう。
また、保存のきく乾きものや、密封されているかどうかなどもチェックするとなおいいです。
年配の人のみの家庭の場合でも、負担になることがありません。

付き合いがあまりなかったり、好みが分からなかったりする場合は、カタログギフトを贈るのがもっとも無難でしょう。
ただし、気を付けておきたい点としては、相手に手間がかかってしまうことがあります。
商品を選ぶことはもちろん、ネットを使ったりはがきで応募したりすることが面倒に感じる人も少なくありません。
簡単だからといって安易に選ぶことはしないようにしましょう。

また、商品券やギフトカードを贈る場合も注意が必要です。
前述の通り商品券などは内祝いとして贈ること自体は間違いではありません。
現金ほど直接的ではないので、身内に贈って喜んでもらえる場合もあるでしょう。
ただし、使える範囲が限られていることがほとんどです。
相手の行動範囲外のものを贈ってしまっては、かえって嫌味にとらえられてしまうことも、ないとはいい切れません。
上記のものを参考に、あくまで相手主体で考えて内祝いの内容を考えましょう。

山形の極み
3,240円(税込)

身内に限らず贈ることがタブーな内祝いって何?

贈ること自体避けておいた方がいいとされる、タブーな内祝いのものがあります。
代表的なところでいえば、たとえば、包丁やはさみなどはよくないとされています。
関係などを「切る」と連想させるためです。
同じような意味合いで、鏡や陶器は「割れる」や「壊れる」を連想させるため、避けられることが多いです。
割り切れる数のセットものなども、同様に割れることを連想するためタブーとされることも多いです。
ただし、ペアという意味合いも考えられるため、よしとする意見もあります。

そのほか避けられるものとしては、弔事に使われるということから、お茶や白いハンカチが挙げられます。
くしも、「苦」や「死」を連想させるものとして避けられることが多いです。
くしと同様で、前述の通り、忌み言葉の4と9に関連されるものはあまり好まれるものではありません。
靴下や靴などは、踏みつけるという意味から、目上の人にタブーとされることもあります。
肌着や下着なども、「下」に着るものとして靴などと同様避けられがちです。

基本的には、その言葉の音などから連想されるものが避けられる傾向にあります。
もちろん、さまざまな考え方がある中で、これといった確実な正解はありません。
ただし、風習や、古くからの考え方を持つ人も当然いることを踏まえたうえで、タブーなものは贈らない方が無難といえるでしょう。
また、贈る相手によっては避けておきたいものもあることを頭に入れておきましょう。
たとえば、生ものなどは、相手のスケジュールなども加味したうえで慎重に贈るようにするべきです。
旅行などで長い間留守にしていたり、受け取りが難しい時期に贈ってしまったりすると、相手によっては失礼に感じる人もいます。
また、そもそも消費期限の短いものは基本的には贈らないことがマナーです。
食品を贈る際には十分注意しましょう。

場所をとりそうなものや、収納に困るものなども、避けておいた方が無難です。
手渡しで渡す場合などは特に、持ち帰ることも考慮して渡しましょう。
遠方に住んでいる人でも、相手が了承すればもちろん問題はありませんが、不用意なものは相手を困惑させてしまうだけです。

身内への内祝いはマナーを守って贈ろう

身内への内祝いであっても、ほかの人に贈る場合と同じく、マナーを守って気持よく贈るよう心掛けましょう。
マナーを守らず適当に選んでしまっては、相手によっては気分を害してしまう可能性も当然あります。
内祝いは感謝の気持ちを伝えるものであり、幸せのお裾分けでもあります。
お互いが心からよかったと思える贈り方をしましょう。