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贈る前に知っておくべき!内祝いのマナーとは?
2019/08/23

めでたいことがあった際に、頂いたお祝いに対してお返しをするのが内祝いです。しかし、今まで内祝いをした経験があまりないのでどういったマナーがあるのかがよくわからないという人もいるのではないでしょうか。そこで、内祝いについて知りたいという人のために、それに関するマナーやタブーなどについて紹介をしていきます。

目次

内祝いの金額の目安を知ろう!

内祝いを贈る際にまず気をつけるべきは贈り物の値段です。
内祝いの品は高すぎても安すぎてもマナー違反となります。
ちなみに、内祝いの値段に関してより敏感なのは50代以上の世代で、特に、内祝いが自分が贈った品よりも高価だった場合にマナー違反だと感じやすいという傾向があります。
それに対して、20代の若い世代ではどちらかというと、安すぎる品に対して敏感です。
いずれにしても、せっかく祝福をしてくれた人に感謝の気持ちを込めて贈るのですから、その気持ちが伝わるようにしたいものです。
それではどの程度の品を贈ればマナー違反だと思われずにすむかというと、目安としては先に頂いたお祝いの半額から3分の1程度ということになります。

逆に、頂いた品より高価なものを贈るのは明らかにマナー違反です。
なぜなら、お祝いの品より高額なものを贈ると相手を見下すことになるからです。
下手をすると、お祝いの品に不満があって嫌みで高い品を贈ってきたのだととられかねません。
しかし、だからといって、頂いた品と比べて3分の1を大きく下回るようなものを贈るのも問題です。
安すぎると今度は相手を軽視していることになってしまいます。
以上のように、「頂いた品の半額から3分の1」というのはさまざまなケースを考慮して、「このくらいであれば贈られた相手が不快に感じることなく、感謝の気持ちを素直に汲み取ってもらえるだろう」ということで設けられた一種の基準なのです。

問題は贈られてきた品の値段がどのぐらいになるのかがわからない場合ですが、そういうときはネットなどで同じ商品を探してあたりをつければよいでしょう。
  正確な購入額はわからなかったとしても、大体の値打ちが判明すればそこから内祝いの適切な金額が導きだせるはずです。
ただ、たとえば相手が5000円の品を贈ってきたとしてもそれに対して2000円の現金を内祝いとして贈るなどというのはマナー違反です。
それではお祝いの品に対してお金を支払っているような形になってしまいます。
特に、相手が現金を贈ってきたケースでは完全にNGです。
現金をもらって現金を返すと、お祝いを突き返すことになるので大変失礼です。

内祝いを贈るタイミングはいつ?

内祝いについて検討する際には金額の他に贈るタイミングについてもよく考えなければなりません。
たとえば、相手がお祝いの品を贈ってから何カ月も過ぎてから内祝いが届いても感謝の気持ちは伝わりませんし、逆に、何で今頃と相手の気分を害してしまうおそれがあります。
相手が忘れた頃に内祝いを贈るのはマナー違反であり、大変失礼な行為なのです。
本来であれば、なるべく早く贈ったほうがよいのですが、出産直後は何かと気ぜわしい時期でもあります。
したがって、お祝いを頂いてから1カ月以内に内祝いを贈るのが一応の目安とされています。

ただし、お祝いを頂いたのに1カ月も放置しているというのはやはりあまりよくありません。
贈った相手からしてみれば、きちんと品物が届いたのか、その品を気に入ってもらえたのかなどといった事柄が気になるものです。
そこで、お祝いの品が届いたなら、まず、数日以内に電話でお礼の気持ちを伝え、それから改めて内祝いを贈るというのが正しい手順となります。
また、電話の内容に関しては、最初にお祝いの品が届いたという事実を伝え、それから感謝の気持ちを述べるのが基本的な流れです。
その際、あまり長々と話す必要はありません。
出産直後で何かと忙しく、体調も十分に回復していないことは相手も理解しているだけに、長話をすると逆に相手に気を使わせてしまいます。

しかし、だからといって、そっけなさすぎるのも考えものです。
お礼を述べるとともに頂いた品の感想を一言添えればぐっと丁寧さが増した印象になります。
それから、最後に「あらためてご挨拶の品をお贈りさせていただきます」などといった言葉を付け加えるのを忘れないようにしましょう。
その一言があれば、内祝いを贈る意志があるという事実をさりげなく伝えることができます。
ちなみに、お祝いを頂いてから1カ月以内が内祝いを贈る目安とはいうものの、出産が11月などの年末近くだった場合は年内に贈ってしまうのが無難です。
なぜなら、年を越すとずっと前の出来事のように感じてしまい、内祝いが届くのが遅いという印象を先方に抱かせかねないからです。

内祝いにおけるマナー違反は何?

他の贈り物と同じように、内祝いを贈る場合にも守るべきマナーは存在します。
たとえば、のしやラッピングをせず、はだかの状態のまま贈るのはマナー違反です。
またのしのかけ方には外のしと内のしの2種類があります。
外のしは包装紙の外側にのしをかけるやり方で、内のしは箱に直接のしをかけて、ラッピングするというやり方です。
どちらの方法を選択するかは地域によっても異なりますが、一般的には、内祝いに関しては控えめな内のしが好ましいとされています。

友人経由で内祝いを贈るのもマナー違反です。
たとえ共通の友人がいて「今度会うから渡しておいてあげる」といわれたとしても、その言葉に甘えるのはよくありません。
なぜなら、人から渡されるとどうしても「ついでに」といった感じが出てしまうからです。
そうなると、受け取ったほうもいい気はしなくなります。
もし、直接会うのが難しいというのなら郵送するという手もあります。
内祝い専用サイトなどでは、送料無料の商品も紹介しているのでそちらを利用するのもいいでしょう。
いずれにしても、贈り物というのは本人から受け取って初めて感謝の気持ちが伝わるのだということを忘れないようにしましょう。

それから、電話などの事前連絡もなく、突然内祝いが届くといった事態も避けるべきです。
そもそも、内祝いのことを想定していない人も少なくないので、いきなり届くと相手をびっくりさせてしまうおそれがあります。
さらに、贈り物にカードや挨拶状が入っていないというのも、そっけない印象を与えてしまいます。
内祝いは出産祝いの感謝の気持ちを示すものなので、その感謝が伝わる文面を添えるのが礼儀です。
挨拶状では現状報告をしつつ、相手へのお礼を述べるのを忘れないようにしましょう。
同時に、内祝いというのは新しく生まれた赤ちゃんを紹介する場でもあります。
そのため、赤ちゃんの名前を書いた写真や身長と体重を記したメッセージカードなどを同封するのが一般的です。

内祝いで贈らない方が良いものとは?

内祝いの贈り物として定番といえるのが、スイーツやタオルなどです。
スイーツは子どもや女性のいる家庭ならまず間違いなく喜んでもらえますし、見た目が可愛いものやおしゃれなものは贈り物としてぴったりです。
特に、日持ちのする焼き物のお菓子はおすすめです。
また、タオルは基本的に消耗品なので何枚あっても困ることはありません。
それに、値段も500円ほどの安価なものもため、出産祝いとの兼ね合いからそんなに高価なものを贈れないという場合に重宝します。

一方で、これは贈らないほうがよいという物もあるので注意が必要です。
たとえば、相手の趣味に合わない小物や雑貨です。
仮に、自分が気に入ったとしても、それを相手が気に入るとは限りません。
もし、興味がなかった場合は単なる趣味の押しつけになってしまいます。
これは食べ物に関しても同様です。
甘いものが苦手な独身男性のところに菓子などを贈ると嫌がらせのような形になってしまいます。
したがって、相手の趣味がわからない場合は小物・雑貨・食べ物などは贈らないほうが無難だといえます。

さらに、相手の好物だったとしても、賞味期限の短いものは避けるべきです。
配送の場合は手違いで届くのが遅れてしまったというケースもありますし、受け取った相手がうっかりしていて賞味期限が過ぎるまで放置してしまうという可能性も考えられます。
感謝の気持ちを込めて贈るのですから、そうした事態への配慮は必要です。
それから、贈り物として利用する人が増えてきた体験型ギフトですが、これも一考の余地があります。
内容によっては興味のないという人もいますし、興味があってもなかなか遠出はできないという人も少なくありません。
もし、どうしても体験ギフトを贈りたいというのなら、もらった人が場所や体験内容を自由に選べるカタログギフトタイプにするのが賢明です。

加えていうと、確かにタオルはおすすめの贈りものではあるのですが、名入り商品となると話は別です。
タオルに限らず、生まれてきた赤ちゃんの名前や写真を入れて贈る名入れギフトは内祝いの品として高い人気を誇っています。
しかし、受け取るほうからしてみると、消耗品である普通のタオルなどとは違い、捨てるに捨てられないので困ってしまうものです。
もっとも、「ごく近しい親戚からなら、そういうギフトをもらうのもうれしい」という人もいないわけではありません。
以上の事実を踏まえ、名入れギフトを贈るのなら、相手がそれを受け取って本当に喜んでくれるのかをあらかじめリサーチしておくことが大切です。

内祝いに何を贈ればいいのかわからない場合は、内祝いで人気のランキングを参考にしてはいかがでしょうか。
何が選ばれているのか参考にしながら実際に贈る品物を選ぶと、予算も決めやすく準備もスムーズにできそうです。

のしの水引のマナーを知ろう

親戚や両親など親しい身内への内祝いは、のしをかけると逆に堅苦しくなる場合もありますが、 年配の方はマナーを大切にする方も多いので、祖父母へ内祝いを渡す際は、のしをかけたほうが良さそうです。
また内祝いののしのマナーとして意外と忘れがちなのが、水引の結び方です。
普段はあまり意識をしていないかもしれませんが、これにもマナーは存在します。
水引には大きくわけて「結び切り」と「蝶結び」の2種類の結び方があります。
この内、結び切りとはいわゆる固結びのことであり、一度結ぶとなかなか解けないのが特徴です。
そのため、婚礼の儀などで用いる水引には「一生離れない」という願いを込めて結び切りが選ばれます。
また、お見舞いや退院祝いなどで使用されているのもこの結び方です。
それに対して、蝶結びは何度でも結び直せるのが特徴です。
したがって、何度あってもうれしい慶事にはこの結び方が用いられます。
具体的には、出産・七五三・入学・結婚記念日などです。
逆に、婚礼関係では「何度も繰り返す=離婚」を連想してしまうため、この結び方を用いることはありません。
以上の説明からもわかる通り、出産の内祝いの場合は蝶結びを選択することになります。
うっかりとしやすい点なので、くれぐれも逆にしてしまわないように十分気をつけましょう。
ちなみに、水引の色は紅白のものを用います。

それから、のしの書き方も注意が必要です。
水引より上の部分には「内祝」と書き、下の部分には赤ちゃんの名前を書くのがマナーです。
もし、読み方が難しい場合には名前の横にふりがなをつけておくのがよいでしょう。
あとは文字の書き方ですが、これは毛筆や筆ペンなどを用い、楷書文字で書きます。
間違っても、ボールペンや万年筆、鉛筆などは使わないようにしましょう。
あくまでも、濃い黒い墨を使って書くのが鉄則です。

お祝いと内祝いをまとめて贈るのはマナー違反?

内祝いを贈ろうとしたタイミングで別のお祝いが重なるといったケースがあります。
たとえば、出産祝いをしてくれた相手がその直後に結婚したなどといった場合です。
その際に悩んでしまいがちなのが内祝いと結婚祝いは別々にして贈ったほうがよいのか、それとも一緒にして贈るのがよいのかといった問題です。
結論からいうと、これは別々に準備したほうが無難です。
「一度に2つもお祝いの品を贈ると相手に気を使わせてしまうから、まとめて贈ったほうがよいのでは?」という考え方もありますが、やはり、意味合いの違うものを無理に一つにまとめるのはあまりよいとはいえません。
その代わり、郵送の際に一緒に贈るのは問題ないでしょう。

一方で、慶事が重なり、2つの異なるお祝いを同時に頂いたという場合もあります。
結婚祝いと出産祝いが同時に贈られてきたなどといったケースです。
この場合も内祝いは個別に準備して贈ったほうが丁寧です。
そもそも、出産内祝いと結婚内祝いとではのしの書き方が異なります。
前者の場合、のしに書くのは赤ちゃんの名前ですが、後者の場合は夫婦の名前を連名で書くことになります。
そういう意味でも内祝いは別々に贈ったほうが好ましいというわけです。

ただし、一つにまとめてお祝いをもらったのであれば、内祝いを一緒にして贈っても問題ありません。
その場合はのしの名前を夫婦の連名にし、メッセージカードやお礼状に赤ちゃんの名前や生年月日などを記すことで無事出産した事実を相手に伝えましょう。

贈る相手への思いやりをもって内祝いを贈ろう

内祝いを贈る機会というのはそう何度もないだけに、いざ贈ろうとするといろいろと悩んでしまうものです。
その際にはこの記事などを参考にしながら基本的なマナーをしっかりと押さえておくことが大切です。
その上で、相手への思いやりをもって贈れるようにしましょう。
そうすれば、大きな失敗をしてしまうなどということはないはずです。